クロスバイクにヘルメットは必要か?着用をするメリット,デメリット

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私は、クロスバイク(Escape RX3)でサイクリングやロングライドをする時に、必ずヘルメットを着用してクロスバイクに乗るわけです。

しかし、ヘルメットを着用する事は必要なのか?着用するメリットやデメリット等を、実際に着用してサイクリングを楽しんでいるしょう。さんが紹介していきます。

(2023年4月1日から自転車のヘルメットが着用義務となりました。当記事の情報は古くなっています。)

目次

クロスバイクにヘルメット着用は必要?

乗り方による??

正直クロスバイクに乗っていてヘルメットを着用するのは、乗り方によると思います。

最近言われ始めた”自転車は原則車道“ですが、まだまだ浸透していない、逆走してくる、歩道を走る人がいるのが現状です。

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その中でしっかりルール”車道”を走る時に関してはヘルメットを着用した方が良いと考えられます。

道によって、サイクリングロードしか走らない、街中しか走らない場合危険なのは自分自身より歩行者との接触です。

その為、事故を起こしたら歩行者の方が日本では優先されるので、あなたが責任を持たなければならない状況となります。

ヘルメットを着用しようがしまいが、あなたの考えなのでそういったケースは人の意識的な部分が試されます。

しかし、車道の場合危険なのは”あなた”なのです。

仮に車道で走行中、見通しの悪い道で自転車だからという理由で飛びだし、たまたまスピードを出した高齢者が運転する車に接触したとします、予想ですが当たり所が悪ければ一発です。

そうならない為にも、ヘルメットの着用は”車道メイン”で走行するならクロスバイクでも必要と考えられます。

スピードを出すなら着用した方が良い

クロスバイクといえど、道やシチュエーションによってはロードバイク同様にスピードが出ます。(実際にEscape RX3で50キロ制限の道で47キロをマークしたことがあります。)

スピードが上がる=事故の可能性が高まるという事になりますし、車道を使うことになります。

特にクロスバイクの多くの場合、10万以上のクロスバイクを購入して乗っている人は非常に少なく、大体5~8万円台のクロスバイクが主流です。

5~8万円台のクロスバイクとなると、多くのブレーキはテクトロorシマノのトレッキング系のVブレーキが取り付けられています。

Vブレーキは、制動力があるものの持続的な制動には弱いです。(Vブレーキ自体がしなってしまい持続的な制動の場合はパフォーマンスが下がる)

そんなグレードのVブレーキで、果たして止まる事が出来るのか?非常に不安です。

スピードを出す傾向のある乗り方をするなら、Vブレーキの交換(Deoreグレード以上)とヘルメットは着用した方が良いでしょう。

私のEscape RX3のブレーキはDeoreに交換してありますが、Deoreにする前のテクトロのブレーキはダストも酷いし、剛性的に止まる気がしませんでしたが、交換後改善されましたね。

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ヘルメット着用のメリット

安全意識を周りに伝えられる

自転車の安全意識は、物で現さないと伝える事が出来ません。仮にヘルメット無しで車道を走ると、追い越そうとする自動車を運転しているドライバーは”大丈夫かな?”と少し不安になります。

不安からストレスに変わったり、追い越すかどうか躊躇する傾向が現れるので、かえって危険に巻き込まれやすいと考えられます。

ヘルメットをしていない自転車が、車道で走行していると自動車としては邪魔にしか思えません。

原付バイクで、ノーヘルで走行している人がいると”あ~ただのアレだな”って思いますよね。

逆に原付バイクでフルフェイスだとしっかりしてそう、と感じるものです。

実際クロスバイクを購入する前に、原付バイクをフルフェイスで乗っていましたが、ゆっくり走っても煽られたりされる事はありませんでしたね。

なので、クロスバイクでもヘルメットを着用して車道で走ると安全意識の違いからスムーズに追い越してくれる人はいますし、危険にさらされる心配はないでしょう。(煽る人はアクションカムでばっちり録画してあげましょう笑)

一定のコミュニティに参加できる

サイクリングロードやローディーが集う場所では、ある程度のルールの条件の元コミュニティが成り立っています。

それが、安全基準でもあるヘルメットの着用とも言えます。

サイクリングロードでは、不特定多数の人物がロードバイク、MTB,クロスバイクを乗って走行しています。

その中ではケースによっては、道の譲り合い等が起きるわけですが、何回かサイクリングロードを走行すると見たことがある人が現れます。

実際僕はヘルメット無しで走行している時は、見たことがある人に挨拶、会釈すらされなかったですが、ヘルメットを着用し始めると挨拶や会釈をしてくれるようになりました。

サイクリングロードで、休憩している時にも声をかけられるようになりましたね。

恐らくですが、それだけ自転車に対する意識が物で現れていないと、周りは認めてもらえないのでしょう。

ヘルメットのみならず、自転車に対する意識を変える事でコミュニティを形成する事が出来ると思います。

交通事故の被害軽減が出来る

ヘルメットの一番の役割でもあるのが被害の軽減、自転車ならば事故を起こした際、頭部の損傷で死亡事故になってしまうケースが64%とされています。

つまり、頭を当ててしまうと6割の確率で命を落としてしまう、という事になります。

その為、自転車ヘルメットの恩恵は非常に高く、死亡事故を未然に防ぐ事が出来ます。

ちなみに交通事故を起こして体は平気でもクロスバイクがダメになるパターンがありがちです。

しかし、1万円以上のクロスバイクでも入れる車両保険がありますので検討してみてもいいでしょう。

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自転車保険で得をする

意外と知られていないのがコレ。自転車保険によっては、ヘルメットの着用すると補償が追加されて事故時に得するサービスが提供されております。

今のところau損保のみがこのサービスがあり、死亡事故時に安全基準をクリアしたヘルメットを着用していた場合、100万円保険金とは別に補償されます。

意外とこの補償の発想はなく、シルバーコースなら毎月600円負担で3億円の賠償金額まで対応しているので、ヘルメットの着用を必ず始めるならau損保の自転車保険ならメリットが高められるはずです。

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ヘルメット着用のデメリット

ダサい、めんどくさい

一番抱えているのはこれでしょう。まだまだヘルメット着用は一般化されておらず、なんで自転車なのにヘルメットを着用するの?と疑問に思っている人が多いでしょう。

ましてや日本では、13歳未満のお子様にはヘルメットの着用を義務化(あくまで努力義務の為必ず着用しないといけないわけではないが、事故を起こした時泣きを見るのは保護者と加害者です)しているが、13歳以上になると義務化していない為、ヘルメットを被らない人が大半でしょう。

仮にクロスバイクでヘルメットをかぶろうとすると、まずデザインから探さないといけず、ダサいヘルメットは嫌だしいちいち被るのもめんどくさい、となるわけですね。

汗で髪が乱れる

僕のヘルメット、ロードバイクを乗っている人が使っている様な通気性のあるヘルメットですが、汗をかきます。

汗をかくと当然髪が乱れます。

サイクリングやロングライドならまだいいですが、街乗りで髪が乱れてしまう原因を作ってしまうのは面倒でしかありません。

短時間なら、逆に髪が固定されてヘルメットをしていない時の風の抵抗よりもマシですが、汗をかいたら別問題です。

なぜかヘルメット着用時の方が事故率が高い

これに関しては、ヘルメット着用=ロードバイク等スポーツバイクが主流である事から

ママチャリを使用している人はそこまでの距離を行かない所を目的としている為、そもそも事故が起きない場所を走行している、事故を起こす=ロングライドやサイクリングを楽しんでいるヘルメット着用者となる為です。

デメリットというより、ヘルメット着用を有無に関わらずサイクリングを楽しむ人が事故を起こすのが割と多く、サイクリング=ヘルメット着用している人が該当する為事故率が高いのは当たり前の事です。

まとめ

  • スピードを出す
  • 車道を多く使う
  • 長距離ロングライドを行う

人はヘルメット着用はしておいた方が良いでしょう。

ヘルメット着用は、今後義務化(愛媛県や市によっては義務化させるように条例を作っている県があります)される事もあり得ますし、ヘルメットの着用は必要と考えられます。

メリットにも挙げた通り、ヘルメット着用で補償が利く自転車保険も今後増え始めると思います。

じゃあいつ着用となるのか?おそらく自転車事故でとんでもない大きな事故が起きたら義務化される事でしょう。

クロスバイクでもおしゃれにかぶれるヘルメットは沢山あるので、ヘルメット着用デビューをしてみてはいかがでしょうか?

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