クロスバイクを乗り出すと通勤通学のみならず、休みの日に予定を立ててロングライドをしたい!!
となるくらいにママチャリからクロスバイクに乗り換えた人なら、クロスバイクの爽快感といつまでも走っていたい楽しさがあります。
僕自身もGiantのEscape RX3を購入して以来、その爽快感に取りつかれてロングライドをするのが非常に楽しいです。
クロスバイクでロングライドをする時に、あーこれがあれば良かったなぁとかこれを取り付けておけば便利だったな、
というロングライドをする時に揃えておきたい便利なパーツと装備を紹介します。
クロスバイクでロングライドって言われるラインは?
そもそもロングライドってどれくらいの距離の事をいうのか?
分からない人は多いと思います。
ママチャリでのロングライドやロードバイクのロングライドだと基準も変われば、どこまでの走行距離がロングライドと言われるのかも変わってきます。
約二か月ほど走行しましたが、大体の走行距離が50kmぐらい(今までのMaxで70km)で一日の走行を終えているので、クロスバイクの中でのロングライドになる走行距離は50km以上と考えていて良いでしょう。
50kmはロードバイクだと中距離に値する距離(ロードバイクの平均速度が30kmとすると1時間半で50kmに到着する)なので、クロスバイクのロングライドがどれだけ大変なのかがうかがえます。
しかし、クロスバイクのロングライドでしか味わえない悪路にも対応できるクロスバイクの面白さがあり、そんな臨機応変に対応できるからこそクロスバイクのロングライドは楽しいと感じられるはずです。

ロングライドで揃えて便利だった装備
装備に関しては、今日目標にする距離やどういった路面状態を想定しているか?で想定して取り外しが可能なものが無難です。
一度取り付けると工具が必要な装備はおすすめできません。
サドルバッグ
ロングライドする時にタオルや補給食等、ちょっと大きめの荷物を積載して目的地でタオルで汗を拭いたり、補給食でエネルギーを補給できる様な環境を揃えておきたいです。
そこで装備して便利だと感じたのが、サドルバッグでトピークのウェッジパックです。
購入したサイズはLサイズですが、容量が多くワイヤーロック、タオル、ウィダーインゼリーと大きい荷物がすっぽり入ります。
また、サドルに取り付けるという部分から、荷物を気にせずライドを楽しむ事ができます。
リュックは持つと汗をかきます。
リュックは身体+の疲労度を倍増させる効果があるとされているので、ロングライド時にストレスを感じてしまいます。
サドルバッグに入るくらいの容量なら、サドルバッグを購入するとライドも楽しく荷物も大きく持ち運べて便利ですよ。
追記:しかしクロスバイクという特性上、チューブを持ち運ぶのも面倒なので取っ払いました。
100km以上の走行にチューブを、夏はタオル、冬はホッカイロを携帯する時にサドルバッグが便利になるな、くらいになりました。

トップチューブバッグ
サドルバッグを購入したけど、手元で物を触れる部分が欲しい!!
そう感じた時に購入したのがトップチューブに取り付けられるバックです。
ドイターのエナジーバッグを購入しましたが、ダンシングしても足に当たらないギリギリだけどバッグとしての機能を両立しているで非常に使いやすく、ロードバイクにもおすすめできるバッグです。
ダンシングでギリギリ当たらない大きさの為、積載量は少なめですが、モバイルバッテリーや小銭入れを入れてもまだ容量があるので+何か小物をいれても大丈夫でしょう。
小銭入れをサドルバッグに入れていると、自販機でジュースを飲みたいとなった時にトップチューブバッグの中に入れておく事でササっと出せるのは魅力的です。
モバイルバッテリーもスマホホルダーを使用している人ならエナジーバッグとあわせて購入すると便利ですよ。

ボトルゲージ
クロスバイクおよびロードバイクといったスポーツバイクを乗る人に欠かせない装備がボトルゲージですね。
僕のEscape RX3にボトルケージを二個取り付けているが、50km以上のロングライドをした経験上ボトルケージが1個で充分でした。
二つある事に越したことはないですが、二つもあるとボトルが邪魔になるのと重量も増えてしまうので一つで充分でしょう。
二つあれば便利な面でいえば、ロングライドの帰りにペットボトルのジュースを買った時にボトルケージに入れて帰れる事でしょうか。
しかし、サイクルジャージを着ている人なら持ち帰る時に後ろのポケットを使えばいいだけなので、やはり一つでいいでしょう。
ロングライドじゃなくてもボトルケージは装備しておいて損はないですよ。
ボトルはメジャーどころで揃えると使いやすいです。

スマホホルダー
ロングライドの時、通常ならサイクルコンピューターがあれば走行距離等を図る事ができます。
しかし、持っていないならスマホアプリのRunstaticのロードバイクをサイコン代わりにするしかありません。
またスマホを持ち運ぶってなると、サイクルジャージを着てれば後ろのポケットで良いですが、クロスバイク=私服が大半なのでペダリングや段差で落としかねません。
そこで、ナビも兼ねてスマホホルダーが便利です。
スマホホルダーによって固定具がプラスチックだったりゴムだけで固定しているからスマホが落ちるんじゃないのか?
スマホホルダー自体の寿命が短いのも存在するので検討した結果、ミノウラのスマホホルダーを購入したわけです。
ミノウラのスマホホルダーは、クランプ固定部がアルミでスマホ部分を四点の爪とシリコンゴムで固定する為、かれこれ5000km、最高速度50キロで走行した事がありますが、一度もスマホが落ちる事もなくホルダー部分も緩くなる事もありませんでした。
安心してスマホホルダーを使用したいならミノウラのスマホホルダーがおすすめです。

ロングライドでカスタム、揃えて便利だったパーツ
クロスバイクでロングライドすると、そこらかしこに体に負担がかかりやすいです。
ロードバイクだとその特性上とハンドル形状から、負担を軽減、体全体で満遍なくできるのでロングライドが楽になります。
クロスバイクでロングライドするなら、カスタムしておいて損はないでしょう。
バーエンドバー
クロスバイク=ストレートハンドルという事です。
ロードバイクと違って持ち方を変えられないので、ロングライドをしている内に足より先に手が疲れ始めてしまいます。
そこでストレートハンドルの先端かハンドル内側にバーエンドバーを取り付ける事で、持ち方の選択肢を増やして疲労軽減させる事ができます。
今まで乗っていたクロスバイクがどれだけ疲れるのか?ハッキリするくらいに疲労の軽減ができます。
ロングライドをするならバーエンドバーの導入は外せないパーツでしょう。

僕はバーエンドバーでは飽き足らず、ストレートハンドルからブルホーンハンドルに交換してスピードも出せる様になりながら、疲労軽減にも役立つカスタムにしました。
バーエンドバーはいいけど見た目がちょっと…って方はブルホーンハンドル化してちょっとひと味違うクロスバイクにするのもアリ。
クロスバイクの場合、シフトレバーとブレーキレバーによってそのままブルホーンハンドルに流用も出来るので、流用してクロスバイクの様に乗る事が可能です。
注意点は、パイプ径です。25.4と31.8があるので確認してみてください。
投稿が見つかりません。タイヤ
僕のクロスバイク、Giant Escape RX3のタイヤは28Cとクロスバイクでは標準的なタイヤを履いています。
しかし、重量が重くかつ耐久性もそこまでありません。
実際フロントタイヤの繊維が破損してゴム部が歪みました。
どうせならタイヤを細くしてどれぐらいの効果があるのか?を試したかったのでコンチネンタルのウルトラスピード2(23C)に交換しました。
交換後のロングライドで明らかにタイヤの転がる量が増えました。
少ないペダリングで前に進む様になったので、ロングライド時の疲労を軽減してくれる事となり良いカスタムです。
よく28Cと23Cで23Cに交換したら段差とか気を使うなんてことが言われています。
しかし23Cに交換して高い段差や砂利道とガシガシ追い込んで走ってきましたが、今の所ノントラブルなのでそこまで気にする事はないですよ。
それよりもロングライドが明らかに楽になったのでタイヤ交換はおすすめできます。

サドル
ロングライドをし続ければ、自ずとお尻の方が痛くなります。
特にスポーツ寄りに設計されたクロスバイクは、クッション性が固めに設定されている事もあって痛くなりやすいです。
僕が乗っているEscape RX3もスポーツサドルだった事で、ロングライド中に前立腺が圧迫されて痺れが出るようになりました。
このままだとサイクリングを楽しない….と考えた僕が購入したのが中央に穴が空いてクッション性があるSELLE SMPのミディアムです。
これに交換してから痺れという痺れがなくなり、お尻が痛くなる事がなくなりました。
とはいえ個人差があるので、サドルはよく考えて交換するべきです。
試乗用サドルも用意されているので、販売店を調べていくのもありです。
試乗サドル:http://www.mizutanibike.co.jp/?blog=smpサドルの魅力をご紹介%E3%80%80その8

まとめ
クロスバイクでロングライドを楽しむ為にも、体の負担を少しでも軽減できるように装備を整えたりカスタムする事も視野においておくといいでしょう。
そのまま乗れる人ならいいですが、カスタムを楽しむ、というのもクロスバイクの醍醐味なので少しでも興味を持ったらカスタムしてみてはどうでしょうか。
