クロスバイクのタイヤを28Cから23Cに交換した効果とメリットデメリット

7月末に購入したGiant Escape RX3(2018)。

ちょうど最近、いつもの様にサイクリングを楽しんでいたがなにやら違和感が…..。

明らかにパンクした時にバルブがアスファルトに当たる時の「ドンッドンッ」のフィーリングに近い振動が前輪から感じるのだ。

でもパンクはしておらず、バーストされると怖いので家に帰りタイヤを外すと…

なんかタイヤが歪んでるんですけど!!!!!!横から見たら上に膨らんでいるし!!!!!

タイヤを外してみると繊維が切れて強度に耐えきれずにこうなったようで、走行距離1000km未満にして交換を行う事に。

そこで28cから23cに変更したらどういう効果があるのか?メリットデメリットは?を検証していこう。

目次

タイヤを28Cから23Cに交換!!効果とメリットデメリット

23Cのタイヤに交換する際に、まずはタイヤを選択する必要がある。

でもEscape RX3を乗り始めてまだ二か月いかない、走行距離だけ無駄に伸ばして知識のない自分には何が良いのかわかりもしない。

そこでアマゾンでチューブセットで購入できるタイヤを探した所。コンチネンタルのウルトラスピードにたどり着いた。

コンチネンタルといえばドイツでは代表的なタイヤメーカー、ちょっと調べた結果だが耐パンク性に強いのが特徴的でロングライドに使用しやすいとか。

でも私が選んだのはいわゆる安価エントリーモデルのウルトラスピード、価格もチューブセットで5000円ちょっとと安い。

Giant EscapeRX3純正のタイヤはSR3というタイヤで価格は2500円。

性能的にはあまり変わらないのではないか?と思うがとりあえず23Cのフィーリングを確かめたいのでウルトラスピードで。

装着の手順は省いて装着。というよりウルトラスピード2が来ると思ったらウルトラスピード1の方だった。(スペックは変わりなし??)



走ってみた時のフィーリング、メリット

装着後、いつものコース(約50km)をサイクリング、そこで感じたメリット、デメリットを紹介。

軽量化でスピードの乗りが良い、楽に前に進む

始めに言える事は、28cの時の重量が420g,コンチネンタルウルトラスピードの重量は240gと前後合わせて360g+チューブの交換で軽量化されている事もあり、漕く時のスピードの乗りが違うのといつもなら漕いでいた場所が漕がなくても転がすだけで前に進むようになった。

漕がなくても良い部分が増えたという事は、ロングライドでも余計な体力を使う必要がない。(28cの場合常に漕いでいたイメージ)

最高速度、巡航速度が伸びる

一番のメリットとも言っていいのが速度が伸びる事である。特に巡航速度、いつもの力でクロスバイクを漕いだらいつもの速度+2~3kmは増加した。

また加速の際に加速の乗りが良いのですぐに30km以上スピードを出す事が出来る。というよりクロスバイクで30キロ巡航が出来るのはロングライドで時間の短縮にもなる。

ロードノイズが静か

Giantの純正タイヤのSR3がうるさいだけかもしれないが、いつもならゴーと鳴っているのがなくなってスポーク特有の共鳴音が聞こえる様になった。

ロードノイズが少ないってことはあまり地面と摩擦していない事にもなるので、それだけ転がり抵抗に差があるのかもしれないな。

思っているより乗り心地が悪くならない

28Cを履いていた時の空気圧にもよるが、28Cで空気圧を7.5barで設定していた(室内保管なのでサイクリングに行くときは必ず空気圧を確認、設定)事もあり23Cで乗り心地が悪くなるよ!!って言われていたけど、

そもそもEscapeRX3のアルミフォークの硬さと高空気圧だから乗り心地の悪さに慣れてたわ。

といってもリアからの微振動を拾う様になったが、そこまで乗り心地が悪いと感じる事はない。

むしろ車でレースイベントとかを出ていた私としては微振動を感じとる事で路面のフィーリングがわかりやすいので逆に満足している。アルミフォークに乗り心地を求めてはいけない….。(クロスバイクでレースを求めてもいけない…..)



デメリット

溝とか道路のうねりとか超こええ!!

28Cの時は歩道と車道の間にある路肩の様な場所を走っていても大して問題はなかったし、そこから車道側のアスファルトに移動してもストレスフリーで走る事が出来ていた。

しかし23Cになってから、その間のちょっとしたくぼみがあるとタイヤがハマってハンドルを取られてしまう事に。

フィーリングでいうならば車道から歩道に行く際にあるちょっとした段差を斜めに入らずにそのまま横移動して段差に乗れずにガガガってなる感じ、あれがちょっとした日常でもあり得る状態となった。

特に一番怖いのが重トラックとかで沈んでいるアスファルトの波、酷い所だと車道の中央寄りの左側を走らされる状況になるので後ろの車が追い越しにくくなる。

まあでも一度理解すればよっぽどの事がない限り引っかかる事はないので気にはしていないが。

段差で気を使う

これはネットでも言われている事だが、そもそも私の28Cのタイヤが潰れた理由は段差でもあるので、23Cだと余計に気を使う事になった。

といっても歩道系の段差のみで、車道にまれにある段差に関してはノープロブレムなレベルなので車道メインで走る事が多い場所に住んでいるのであまり問題にはならない。

むしろいつものコースで砂利道やら中くらいの石が敷き詰められた場所、タイルにレンガといったシチュエーションでもパンクする事なく走っているのでよっぽどの段差じゃないと気にする事はないだろう。

それでも油断は禁物!!毎回空気圧を管理しているからこそだと思うけど。(管理していない人が段差にいくと一発でパンクだと思う。)

空気圧のチェックは必ず行う!!

サイクリング毎に必ず空気圧をチェックするが、それでも28Cの時は8Barまで入れてサイクリング、次の日は管理しなくてもあまり減っている事がないのと8Barから空気がちょっと抜けるとちょうどいい感じの空気圧になっているので私としては二日目はポタリングって感じで運用する事ができた。

しかし23Cにしてから、まだどれくらい空気圧が抜けるのか掴めていないのと23Cは28Cに比べてチューブに入っている空気量が違う為、23Cに空気を入れる時のフレンチバルブのちょい押しだけで5Barになっていたりと不安が残る。

そのため、28Cより気の使う空気圧の管理となった。

(まとめ)それでも軽量化、スピードの上昇の恩恵は大きい

デメリット面はしっかり管理すればいくらでもカバーが出来るので、正直28Cを履く理由が見つからない結果となった。

サイクリング毎に空気圧の管理をしない、外で保管している、ロングライドをしないって方には23Cはおススメ出来ない。

なぜならロングライドしない人にスピードを求める理由がないし、ちょい乗りの人が空気圧を管理できるとは思えないし(実際に23Cのタイヤを履いている癖にチェーンがじゃりじゃり鳴って運用されているクロスバイクがごまんといて、そういう人たちが自分でパンク修理や空気圧を管理しているとは到底思えない)

逆にいえばロングライドをする人にはおススメしたいタイヤ交換である。

漕ぐのが楽だしロングライド=高空気圧にするので23Cとの相性は良い。

SR3自体が重いので一度クロスバイクの変化が欲しいなら23Cを検討してみてはいかがだろうか?

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