クロスバイクは、シティーサイクル(ママチャリ)の延長線上として認識されている人の方が多く、クロスバイクでグローブをつけて乗っている人の方が少ない事でしょう。
僕の中では、グローブを着用して乗ったほうが確実に良いと思ってます。
なぜグローブを着用した方が良いのか?グローブが必要な理由を紹介します。
クロスバイクでもグローブは必要な理由
安全性の向上
クロスバイク自体の平均スピードは18~25kmと言われ、スピードを出す人なら簡単に30km出す事が出来ます。
30kmというと原付バイクの制限速度と同じスピードです。
手に何も付けていない状態で、事故を起こすと最悪の場合、損傷が激しいことがあれば大ケガをしてしまう、なんてことになりかねません。
グローブをつける事で、事故の損傷を少しでも和らげることが出来、安全性を高める事が出来ます。
事故を起こした時に一番怪我しやすいのが”手の平”
交通事故などで、体が飛んだり転倒した時に、人間は条件反射で手を地面につこうとします。
どのくらいのスピードで手につくのかはわかりませんが、場合によっては手の平に擦り傷、骨折する可能性があります。
クロスバイク、ロードバイク向けのグローブの多くは、手の平にシリコン素材のクッション性のある物が内蔵している場合があり、事故の際地面についても怪我から守る役割があります。
振動吸収性向上に
クロスバイクは、5万円~購入する事ができますが、多くのクロスバイクのフレーム材質、フォーク材質はアルミかクロモリになります。
特に最近では、アルミクロスバイクの市場が大きくなってきた事もあり、アルミ素材のクロスバイクを乗っている人が多い傾向にあります。
しかし、肝心のアルミですが、アルミフォークなら手に伝わる振動がダイレクトでモデルによっては、手の平が痛くなったり先に手が疲れるモデルもあります。
実際に僕が乗っているクロスバイク、Giant Escape RX3はアルミフォークでしかもベントなしのストレートフォーク。
デコボコ道では修行か?ってくらいダイレクトに伝えてくる為、おちおちハンドルを持ってられません。(その後カーボンフォークに交換した)
そこでグローブをつける事で、グローブにはジェルが入っているモデルなら振動吸収性に優れていて、快適にサイクリングを楽しむ事も可能となります。
ハンドルのグリップ力を高める
クロスバイクで使うグローブ(ロードバイクでも)は、基本的にグリップ力が高いグローブが販売されています。
ハンドルグリップだけでは、仮にスピードを出した時にグリップが不足し、ブレーキの安定やハンドルの安定感を失いかねません。
グローブを取り付けて走行する事で、手のひらにはないグリップ力があり小さな力でしっかりと握る事で、疲れにくく安定性を向上させる事が出来ます。
安い値段のグローブでも、あるのとないのでは全然違うのでクロスバイクに乗る時は、出来ればグローブをつけて乗った方が乗り心地も疲労度も違います。
まとめ
クロスバイクならクッション性や快適性、機能性のあるグローブを選択していきたいですが、意外と安い値段でもそういったグローブが存在します。
手袋ではなくちゃんとしたグローブを装備するだけでも、クロスバイクを乗るのが楽しくなります。
快適かつ安全なサイクリングライフにグローブを検討してみてはいかがでしょうか?