クロスバイクのホイールからカチカチと異音!?ハブをグリスアップしてみた

クロスバイクのGiant Escape RX3で走っているとなにやら異音が?!ホイール付近からガリガリと異音と共に違和感も出てきてしまったようです。

ホイールの異音は寿命を縮める、ホイールがダメになる元なのでクロスバイクのリアホイールを点検してハブをグリスアップしてみましょう。

 

 

ホイールの異音となる原因は?

 

最初にリアホイールから異音が出てしまう原因は色々ありますが経験上パターン化されています。(今回の異音は5回目くらい)

そんなリアホイールが異音になってしまう原因がどこからなのか?紹介しておきます。

 

スポークの捻じれ、振れ

リアホイールを安定させて回してくれる骨の部分のスポークから異音が鳴り出す事があります。

新車を購入してしばらく走っていると段差や道のシチュエーションに応じてスポークが捻じれてしまったり横振れや縦振れが現れてしまいます。

定番なのが横振れと縦振れが出てしまってママチャリがパンクした時に無理やり走る様なガタンガタンという違和感と異音が鳴り始めるようになります。

横振れは見た目からして確認する事が出来ますが、微量の縦振れは発見しにくい為異音の原因がつかみにくくなっています。

Giant製品をGiant Storeで購入していたら整備が永年無料なので点検の際に横振れ、縦振れをチェックしてもらいましょう。

 

ハブにグリス抜け

リアホイールが回る原理は中にボールベアリングが入っており、軸受として回る事でスイスイとホイールが回るようになっています。

金属同士は完全フラットにすることはできません。必ず摩擦が発生してしまう為グリスをつけて抵抗を減らす、なめらかにします。

そのグリスがいつのまにか飛んでしまっていて、それに気づかず走行して異音がなってしまった、というケースがあります。

僕のリアホイールも一度その状態になり、走行するのが恥ずかしいくらいカチャカチャと異音が鳴るようになりましたね。

グリス飛びの主な原因は””です。クロスバイクの洗車の時にチェーンに水をかけたりスプロケットに水をかけて洗車をしてしまうとちょっとずつ浸食してしまい、グリスがなくなってしまいます。

僕も洗車をする時に水をじゃぶじゃぶかけていたのでそれが原因でしょう。洗車には出来るだけ水を使わない様にしましょう。

 

ハブをグリスアップしていく

 

恐らく今回の異音もハブ関連が原因と思われるのでハブを点検してグリスアップしていこうと思います。

まずリアホイールを外すためにクロスバイクを逆さまにします。室内での作業でしますが室外で行う時ハンドルとサドルに傷がつかない様に注意しましょう。

この時リアホイールを外しやすくする為にリアを一番アウターに変速しておきましょう。(Escape RX3の場合は9速ですね)

リアブレーキの部分を外していきましょう。クロスバイクの場合はVブレーキなので簡易的なアタッチメントで取り付けられているので、

パカッと外しましょう。

リアホイールのクイックレリースレバーを外しましょう。フロントのクイックレリースレバーと違い、レアはレバーをあげてクルクルする必要がありません。(外しにくかったらクルクル回して緩めましょう。)

ホイールを引き上げ、スプロケットからチェーンを持ち上げる事でカチャっと取り外せます。

リアホイールを外れました。クイックレリースレバーを取り外して最初に行うのがスプロケットの取り外しです。

スプロケットの取り外しには専用工具のスプロケットリムーバーを使用します。専用工具ながら1000円ちょっとで購入できるので、今後スプロケット交換などを行う可能性も兼ねて手に入れておきましょう。

 

さて、スプロケットの外し方ですがスプロケットリムーバーにはチェーンを固定する側とスプロケットボルトを外す側があります。

この時チェーンを固定する側は完全に固定(手を動かさない)してボルトを外す側だけ動かして取り外しましょう。

スプロケットボルトが外れてスプロケットを外しました。ようやくハブが姿を現します。

ハブはダブルナットになっていて緩めるのに二つのスパナが必要となります。スプロケットが取り付けられていない側の軸に下に板スパナ、上にモンキーレンチを当てて緩めます。

Escape RX3純正のホイールに合う板レンチは15mmでした。こちらもアマゾンで500円しないので手に入れておきましょう。

緩めて外すとこのようにスペーサーとロックボルトが取り外せます。こうなると軸を支えているナットが手で緩められるので緩めていきます。

この様に緩めていきます。

ハブボルトが外れました。パッと見ですがグリスの色は普通(前回のグリスアップでデュラエースグリスを使用している)で汚れた形跡はあまり確認できません。

ベアリングカバーを外します。中にぎっしりグリスが入っているがボールベアリング部分にはあまりグリスが付いていない様に見受けられる。

おそらくグリス飛びです。いらない部分にグリスが飛んでしまいボールベアリングにグリスが行き届いていないのでしょう。

反対側も同様に確認、こちらは思っているよりグリスがついていました。

ハブボルトの玉当たり調整が上手くいかないとどんだけグリスを持っても空間が出来てしまいそこからグリスが漏れてしまいます。ボルトに沢山のグリスがついていたのはそのせいでしょう。

中にあるボールベアリングを取りましょう。非常に小さい部品なので無くさないようにしましょう。僕はダイソーで売っているステンレスマグネット皿で固定しました。

ベアリングを外したらパーツクリーナーをタオル等に当てて綺麗にしてあげましょう。

反対側も同様に綺麗にしましょう。僕はタオルで綺麗にふき取りました。(出来ればあまりパーツクリーナーは使いたくない)

ボールベアリングを左右外したらベアリングも綺麗にしましょう。パーツクリーナーでじゃぶじゃぶするのがいいですが室内の為タオルで簡易的にふき取ります。

綺麗にしたらハブにボールベアリングを入れていきます。最初にハブ側にグリスアップします。使用するグリスはデュラエースグリスです。

 

グリスを塗ったらそこにピタッとくっつけるようにボールベアリングを取り付けます。

すべて取り付けたらボールベアリングにグリスアップをしましょう。グリスは多くても少なくてもダメですが、一度この作業を慣れてしまうといくらでもグリスアップ作業が出来るようになるのでまずはチャレンジする事です。

反対側も同様にハブにグリス→ボールベアリングをくっつける→グリスをつけるを行いましょう。

左右のボールベアリングをグリスアップしたらハブボルトを通します。ボールベアリングを落とさないように慎重に通しましょう。(ハブボルトを通す前にハブボルトもグリスアップしてるといいかも)

ベアリングカバーを取り付けます。モンキーレンチの柄らへんで軽くトントンと叩いて圧入します。手だと圧入しきれないので注意。

ベアリングボルトを取り付けます。ここからハブの難関、玉当たり調整を行いましょう。(ダブルナット、スペーサーを取り付けた後)

玉当たり調整のコツは、

  1. 玉押しナットを閉める
  2. 閉めた側のロックナットと玉押しナットを軽く締める
  3. 左右のロックナット同士を締める(左右緩めてないならする必要はない)
  4. ハブボルトを持ってホイールを回し、玉の当たりがキツイ(ゴリゴリする)と玉押しナットを締める
  5. ハブボルトを持ってホイールを回し、玉のあたりが緩い(ボルトがガタガタする)と玉押しナットを締める

これを繰り返して納得のいく玉当たりに調整します。何度もチャレンジしましょう。

フィーリングとしては

締めすぎ ゴリゴリ>コリカタ>スルスル>無音orニュル>ガタガタ 緩めすぎ

という感じですね。僕的には無音の所が好きですが。

玉当たりが調整出来たらスプロケットを取り付けましょう。

外す時と違い取り付ける場合は勝手にスプロケットが固定されるのでそのまま時計周りをして、カチカチと音が鳴るまで回しましょう。

クイックレリースレバーをホイールに取り付けます。よくありがちなのがクイックレリースレバーのスプリングの向きを間違えて取り付けてしまう事です。

正しい向きは内側が小さい側なので間違えず取り付けましょう。

取り付けたらクロスバイクに装着しましょう。フロントに比べてリアホイールを取り付けるのにはコツが要りますが、コツとしては画像の様にクイックレリースが落ちる部分のチェーンにスプロケットをあてがい、そのまま回転させながら落とすとスポッと装着する事が出来ます。

後はしっかりクイックレリースレバーを取り付ければ作業は終了です。

 

グリスアップした結果は?

 

クロスバイクに装着してホイールを回した結果、異音がなくなりました。やはりグリスが飛んでいたのが原因なのでしょう。

見た感じしっかりグリスが入っていてもボールベアリングに触れていなければ意味がありません。

今回は3回目のグリスアップとなりましたが、また今後も異音が鳴り始めると思います。その為に工具もそろえて作業も覚えてしまえば自転車屋さんでお金を払って作業してもらう必要がなくなります。

リアホイールの異音が出てしまっている人、原因はもしかしたらハブかも?って方、勉強もかねて一度チャレンジしてみてはいかがでしょうか?(あくまで自己責任でね!!)

 



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