3年以内に仕事を辞めたが、転職の道は険しくないよ

2018年5月3日

日本では会社を務める際に辞めたいと感じて辞めようと思っても「3年は務める」というルールが広まっています。

3年以内に辞めるのはそんなにダメな事なのか?実際に3年以内に会社を辞めた後どうなるの?辞めてみないとわからない事だらけだと思います。

そんな暗黙ルール「最低3年続ける」ルールを打ち破って、わずか2年で会社を辞めた僕は3年続けてない事で感じた転職活動等をサッと書いていこうと思います。

 

 

そもそも何で3年続けるのが目安なの?

 

3年以内に会社を辞めてしまう人って世間的に見れば、全然経験が不足してこれからというのに辞めてしまうなんて根性がないだの、我慢も出来ないのか、と思う人が多いんですよ。

思われる事はレッテルを貼られる様なもので、そんなレッテルを貼られない、根性がない様に思われたい、と感じる為3年で退職が”無難”となるわけです。

また人間が何かを行う際に3という数字は一種の物差しに近く、ことわざでも”三日坊主、石の上にも三年”等の3がつく言葉が存在します。

それぐらい3という意味合いが強く、会社の中でも”入社したら3年はとりあえず頑張ってみろ”みたいな事は言われるんですよ。

それぐらい最低3年は仕事をする事は大切です。社会的に見ればね

 

社会的にも3年後に退社した方が良い事が多い

 

会社を辞める上で考えてしまうのが、退職金があるかどうか。僕の会社は2年で辞めた僕に退職金を渡す程福利厚生は整っていましたが、基本的に勤続年数3年目から支給し始める会社が多いのです。

当然3年目以内で退職金なしで退職するより退職金が支給される年数になった方が退職後の経済的余裕が少し違うんですよ。

まあ3年以上続けない人は正社員として認めてもらえないというか、感謝という事も込めての退職金制度なんでしょう。

 

そして3年目以降に退職する事で、少しでも次の会社の面接の時に履歴書で”あ~一応前の会社3年務めたんだな”と評価されるのが狙いと言えます。

よく履歴書で年数を計算されて、会社側としては転職しまくっている=不安要素、不満を持ちやすい、根性なしですぐ辞めそう、といったマイナス要素をくみ取るのが一般的。

履歴書は自分の人生であり、年数も歴史みたいなものでマイナス要素を出来るだけ取り払う為、3年は働こうという認識が根付いているように思いますね。

つまり3年続けるのが目安な理由は”日本企業が暗黙的に定めている人間基準”って事だと思います。

 

2年で退職したけど転職は困らないよ

でまあ2年で会社を退職したけど転職自体に不便を感じる事がありませんでしたね。

退職後に離職票を貰ってすぐにハローワークに行きました。失業保険を貰うまで期間が3か月かかってしまうのとうつ病を発症しながらもとりあえず転職はしておこうと思ったので、この3か月はいい意味でゆっくり過ごしながら履歴書の作成や準備を行いましたね。

3か月後失業保険の支給が開始してから転職活動を開始、ここで一番驚いたのが”思っているより職はある”という所です。

就職活動も行わず成り行きで前職ブラック企業(一日最大15時間+サビ残)に入社した自分からしたら、ハローワークで自分がやりたい仕事の検索で引っかかる職業が500超えてました。

まあそこから一つずつ確認して労働環境やらなんやら見るわけですが、前職よりマシな会社ならなんでもOKだと思ってた僕。履歴書は用意していたので最低基準を設定して申し込みしましたね。

 

最初の月に20社に履歴書を送り、面接まで来たのが15社です。ここでアレ?って思いませんか?普通、前の会社を2年で退職している人の履歴書なら履歴書の段階で落としませんか?正直就職氷河期世代なのでびっくりしました。

日時が被るものの時間は被らない事もあり15社全て面接に受けました。転職活動の面接=具体的にどういった内容の面接かイメージできないのと、前職接客業なので会話自体に慣れがあったのでぶっつけ本番で面接しましたね。

結果として”5社”受かりました。大変です。

5社も受かる=仕事を2年で辞めてもそこまでダメージがない、社会的に評価部類にされないと感じましたね。恐らく大手企業なら基準として考えてそうですが今の時代安定という言葉が消え去っている日本社会に大手企業志望欲とかないですね。

5社中2社がベンチャー、3社が中小企業です。前職接客業でべンチャーと中小企業に受かるってどうよ??(笑)

結果的にうつ病が重傷化(人と喋るのが怖い、幻聴)して5社全て取り下げてもらいました。精神病は非常に難しい難題だ。

 

むしろ3年続けず早めに辞めた方が良いんじゃ?

2年で退職してハローワークに行くとハローワークの人に言われたのが”第二新卒ですね”です。

第二新卒とは、大学卒業後3年以内の人の事を言って例えば大学で内定がでた人が卒業会社で働くも1年も待たずに退職する事で第二新卒扱いとして有利に転職活動を行える状態の事です。

僕も二年で辞めたので第二新卒扱い、そのおかげなのか面接数や内定数が出たのかもしれませんね。

逆に言えば3年ルールで3年後に辞めてしまうと第二新卒扱いではないですから、中途採用扱いになるんですね。

正直言うと中途採用で勤続年数が一番低いのが3年ですし、第二新卒扱いとしての上限が3年以内なんですよ。

会社としては中途採用でも5年働いたとか10年働いたとかを評価すると思うんですよ。それで3年後で退職すると”3年は働いたけど中途採用の中では年数が低いな”と思われるでしょう。(まあ若い方が転職しやすいですが)

その面で言えば根性がないとか我慢が出来ない人だ!!って言われながらも3年以内に退職して第二新卒扱いで転職活動を始めた方がメリットが高いと感じられます。

3年目以降のメリットである退職金に関しても、第二新卒というレッテルの方がいくらでも価値が高いし金でかえないブランドなので、新卒は根性なし、我慢が出来ないとか言われる前に嫌な会社、ブラック企業、合わない会社ならサッサと辞めてしまった方が良いですよ

 

中途採用の転職ならまた話が変わるね

僕のケースで言うなら

大学卒業→会社二年勤務→退職→第二新卒扱いで転職活動

となる為、新卒と似たようにハローワークでも会社を振ってくれますし若さ等も評価されて簡単に転職を行う事が出来ますが、中途採用の場合

中途採用→会社二年勤務→退職→中途採用扱いで転職活動

となる為、これまでどんな仕事をしていたのか?を評価基準としますし年齢や会社でやりたい事等、難易度が上がると思います。

つまり、3年働くルールが適用されるのは新卒の社員じゃなくて中途採用扱いの転職活動者なんですよ。若さも第二新卒ブランドは大きく強い…..

 

かといって第二新卒が良いわけではない

ハローワークで転職活動、20社受けて15社面接、5社内定をもらった身としては第二新卒という理由で様々な選択肢が増えるが同時に入社難易度が下がる為会社の見極めが非常に重要、になります。

入社難易度が低いという事は”どんな会社なのか?””ブラック企業かな?福利厚生は?”とか気にしなくても入社できる可能性があるって事なんですよ。

そういった見極めをしない限りブラック企業から退職しても転職活動でまたブラック企業に転職してしまいかねません。

一応大卒で若いし経験不足という点もあって見極める力で一番労力を使います。

そして二社目で入社してそれでも納得いかず退職すると第二新卒という魔法カードの効果が切れて、中途採用者と同じ条件で転職活動を行う事になります。

第二新卒で転職活動する場合は注意したいですね。

 

まとめ

 

結局僕自身はそのまま転職活動を辞めて独立の道を歩む事にしましたが、仮に合わない、辞めたい会社を大卒なら3年頑張る必要はないと思いますよ。というか3年までに辞めるっていったら絶対上司が精神論かましてきますけどね。

第二新卒はある意味ダークゾーンワードであり会社としては認識されたくないワードです。それを知らないで3年勤続して会社を退職する人が多いと思います。

仮に仕事を辞めたいと考えているなら経験して分かった会社を辞める前にしておく事と辞めた後にするべき事を参考にして辞めた後困らない様にしたり、第二新卒の需要や中途採用等を考えて退職する事をおすすめしますよ。

最後に言いたいのは、3年以内に仕事を辞めるのは逃げじゃない、根性なしじゃない、社会のレッテルに負けるな。



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