GiantのフラットバーロードFORMAってどう?他社やRXシリーズと比較

クロスバイク、ロードバイク




ジャイアントの2019年のラインナップになにやら見慣れないモデルが……

そう、FORMAという自転車です。

このFORMA、ジャンルで言うとフラットバーロードに入っていてジャイアントのフラットバーロードというとこのFORMAが一択なのです。(Escape RX1はVブレーキなので実質クロスロード)

 

そこでFORMAがどういうものなのか?ジャイアントのフラッグシップモデルのRXシリーズとの比較もやっていきます。

 



 

GIANT FORMA 概要

 

 

まずFORMAの特徴は

”軽量なエアロ形状アルミフレームが、名作「FCR」を彷彿とさせる新作フラットバーロード「フォーマ」。
シャープなハンドリングのアルミフォーク、軽量なロードコンポCLARISと走行性の高い28Cタイヤを装備して
「街中最速」コンセプトを体現。 街に溶け込むシックなマット&グロスデカール仕上げ。”

引用:https://www.giant.co.jp/giant19/bike_datail.php?p_id=00000040#overview

 

ジャイアントは2004年頃~2015年の時にFCRという

 

TTバイクの様なエアロ形状にフラットバーを装備した変態チック

 

なフラットバーロードバイクを販売していました。まあ変態ながら今でも販売されていたなら買ってましたが。

 

売れていたかどうかは知りませんが、そのFCRを彷彿とさせる新作フラットバーロードとして『FORMA』を2019年から販売を開始した様です。

 

しかし、一言で言うとFCRとFORMAはあまり似てないと思います。

画像がないので何とも言えませんがFCRはどちらかというとジャイアントの『PROPEL』というエアロバイクのフレーム形状に似ています。

 

でまあ本題に戻りジャイアント待望の久々のフラットバーロードなわけです。

 

スペックは

SIZE 465(XS),500(S),535(M)mm
WEIGHT 10.0kg(500mm)
FRAME ALUXX-Grade Aluminum
FORK Aluminum
DRIVETRAIN SHIMANO CLARIS
CRANK SET PROWHEEL OUNCE 521C Compact
BRAKES SHIMANO CLARIS + TEKTRO TKB177
TIRE GIANT S-R3 AC 700x28C
SPEED 16 Speed
COLORS マットシルバー,マットブラック

 

基本コンポーネントをシマノ クラリスを装備しクランクはクラリスではなく軽量のPROWHEEL、ブレーキをテクトロとしてコストカットできる部分は潔くカットしている印象です。

これで値段は74.000円(税抜き)です。ジャイアントだからか安く感じる?

 

他社フラットバーロードとの比較

 

他社のほぼ同じ値段帯のフラットバーロードと比較すると

GIANT FORMA ジオス カンターレ NESTO FLAT-K FUJI ルーベオーラ
フレーム アルミ アルミ アルミ アルミ
フォーク アルミ アルミ アルミ カーボン
コンポ 8割クラリス フルクラリス 9割クラリス 8割クラリス
タイヤ 28c 25c 28c 25c
重量 10.0kg 9.7kg 9.5kg 8.9kg
値段 74.000円 72.000円 64.000円 92.000円

 

エアロ形状のフレームとして考えればFORMAは『無難』な感じがありますね。

フレームに特にこだわらないならカンターレが明らかにコスパ高しという印象です。ホイールもシマノだし。

 

これなら販売価格を80.000円にしてフォークをカーボン、フルクラリスでFORMAを販売してくれた方がRX2との棲み分けとかが出来て良かったんじゃないか?と思います。

 

と、思ったがそう言えばジャイアントには”スピードクロスバイク”という分野としてフラットバーロード顔負けのモデルFASTROADがありましたね。

 

FASTROADの値段は110.000円、コンポはソラを装備、ディスクブレーキを採用した『Escape RXをフラットバーロードにしてみた』みたいなモデルです。(といってもシートポスト等がフレーム一体型なのとジャイアントストア専売のモデルなのでめったに出くわさない&オーダーメイドレベルでシートを合わせないといけない)

 

FASTROADがいるから『FORMAは出来るだけ低価格だけど納得できるラインで!!』という意味も込めてエアロ形状のフレームに8割クラリスで74.000円という値段設定だったのだろうと勝手に考えてみました。

 

実際7万円台でエアロフレームを採用したフラットバーロードって他社メーカーは販売していない(販売していてもコンポーネントがマウンテンバイク用とか)ので、Escape RX3をカーボンフォーク、ブルホーン化させた僕みたいに変態チックな自転車が欲しかった人からすれば良い商品なのかもしれませんね。(FORMAが変態御用達と言ってません)

 

RXシリーズと比較

 

FORMAはフラットバーロードで値段が74.000円。

では比較として同社のRXシリーズの大人気モデル、Escape RX3と比較していきしょう。

 

RX3のスペックに関してはこちらをご覧になった前提で比較します。

 

 

ジオメトリー

 

フラットバーロードと言えどロードバイクよりにフレームが設計されている事もありクロスバイクよりもスピードを出しやすいはずですね。

そこでEscape RXとFORMAのジオメトリーはどうなっているのか見てみます。サイズはSサイズです。



 

トップチューブ シートチューブ ヘッドチューブ シートアングル ヘッドアングル BBドロップ ホイールベース リアセンター
Escape RX 555mm 465mm 145mm 74.0度 72.0度 70.0(mm) 1020.7mm 425mm
FORMA 555mm 500mm 135mm 74.0度 72.0度 70.0(mm) 1019.2mm 425mm

 

トップチューブがRXに比べてシートチューブが35mm長くヘッドチューブが10mm短くホイールベースが1.5mm短いです。

言ってしまえばRXシリーズよりもホリゾンタル気味にフレームを設計する事で振動吸収性と前傾姿勢を良くしています。

 

が、RXシリーズのシートポストはD-FUSE、シートチューブが短ければ短い程シートポストが効果的になり振動吸収性を良くしてくれます。

シートステーは公表されておらず、RXシリーズはベント形状のシートステーで振動吸収性を向上、FORMAはストレートでトラクションを良くしている印象です。

 

しかしホイールベースは誤差レベルの違いなのとRXシリーズのシートポストの特徴などと考えれば、フレームに対してはFORMAはエアロ形状とシートステーの形以外はあまり恩恵を受けられなさそうです。

 

フレーム素材はFORMAがALUXX GRADE(6061番のアルミ合金)でRXはALUXX SL(6011番のアルミ合金)です。

 

エアロにするにしても一定のスピードを出したらフレームがよれるのでは?とも考えられます。RXはフレームが硬すぎてスピードが乗るまで疲れますが。

 

しかしFORMAにはLサイズがないので身長が185cm以上の人は購入出来ないモデルと言えます。(Mサイズで185cmは許容範囲になっています)

 

(まとめ)FORMAは買い?

 

エアロ形状のフレームにフラットバーロードというジャンルのFORMA。

エアロ形状のフレームが欲しい人なら買ってもいいんじゃないでしょうか、実際エアロフレームってかっこいいし最初の一台として考えるなら見た目で買っちゃうことの方が多いですし。

 

ロードバイクを始めたいけど、クロスバイクみたいな手軽さから始めてロードバイクを買ってみたい….けどスピードが出るクロスバイクが乗りたいしなぁ…..っていう悩んで悩んで悩みついた先にFORMAがある、といった印象の自転車です。