クロスバイクのロードバイク化はおすすめしない!費用で損する部分とは?

クロスバイクを購入して乗りなれてくると、クロスバイクをカスタマイズするのが楽しくなったり求めていたスピードやサイクリングの考え方からロードバイクが欲しくなってくる事があります。

 

と言ってもクロスバイク、ミドルグレードでも5~8万円と安くはありません。

そこでクロスバイクにドロップハンドルやロードバイクのコンポーネントに交換する「ロードバイク化」をする人も少なくありません。

 

しかしクロスバイクのロードバイク化はあまりおすすめしません。ロードバイク化する事は費用で損してしまいます。


そもそもクロスバイクをロードバイク化できない?!

まずクロスバイクのロードバイク化は実現する事ができません。

それには

  • フレームのジオメトリーが全く違う
  • ブレーキ構造の違い
  • エンド幅

が関係してきます。

フレームのジオメトリーが全く違う

ジオメトリーってなに?と思う人が大半だと思います。

ジオメトリーはフレームの各部の寸法や角度を数値で記載した図です。

これをもとにフレームは設計されロードバイク、クロスバイクが販売されています。

で、このジオメトリーがロードバイクとクロスバイクで大きく違い、どれだけクロスバイクでロードバイク化を目指しても絶対に変えられない項目となっています。

 

クロスバイクとロードバイクのフレームの大きな違いはトップチューブです。

クロスバイクはトップチューブが長くなっていストレートハンドルに体があうようになっているのに対し、ロードバイクはトップチューブが短くドロップハンドルの握り方で姿勢を簡単にかえられる様になっています。

 

このトップチューブの長さから、仮にクロスバイクをロードバイク化すればステムの長さが合わず短いステムに交換しないとドロップハンドルをオフセットできません。

ブレーキ構造の違い

クロスバイクやVブレーキでロードバイクはキャリパーブレーキです。

キャリパーブレーキにはブレーキ穴に取り付ける方式でVブレーキは専用のVブレーキ台座を使用して取り付けます。

 

根本的にブレーキ構造が違うため、仮にクロスバイクにロードバイク化するとVブレーキ台座だけフレームに残るので非常にダサいです。

これがディスクブレーキなら解消できますが。

エンド幅

ロードバイクのホイールエンド幅は130mmです。

クロスバイクのホイールエンド幅は135mmが主流です。

つまりロードバイク化をしてもロードバイク用のホイールを取り付ける事ができません。

 

スペーサーをつければロードバイクのホイールを取り付けられますが、寸法が変わってくるのでセンターにホイールが来ません。

GiantのEscapeシリーズ等はエンド幅130mmのクロスバイクなので、仮にロードバイク化を考えているなら130mmのエンド幅のクロスバイクを購入しないといけません。


ロードバイク化するとして費用の損得は?

仮にクロスバイクをロードバイク化する場合費用がどれぐらいかかりロードバイク化する方が得するのか見ていきましょう。

コンポ

ロードバイク化する場合、Vブレーキを使わずキャリパーブレーキを使う場合(キャリパーブレーキ用のダボ穴があるなら可能)ほとんどの人がティアグラか105のコンポーネントを選択すると思います。

  • ティアグラフルセット=54.000円(2018)
  • 105フルセット=65.000円(2018)

です。Vブレーキはロードバイクのブレーキレバーでは引けません。

ドロップハンドルでVブレーキを活用したい場合はコンパクトVブレーキに交換する必要があります。

コンパクトVブレーキはSORAグレードしかないので仮にSORAでVブレーキロードバイク化をするなら

となります。

同じ変則数ではないならホイールも購入しないといけません。

  • 10.11対応ホイール:11.000円〜

ハンドル周りと工具

ロードバイクでドロップ化となるので

  • ハンドル:平均3000円
  • ステム:2000~3500円
  • バーテープ:1000~3000円
  • ブレーキケーブル:1000円〜
  • シフターケーブル:1400円~

ぐらいはかかります。そして工具が

  • コッタレス抜き
  • ホローテック用のBBツール
  • アーレンキー

その他諸々でアマゾンでも3000~5000円はかかります。

費用プラン

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上記の費用をまとめると

同じ変則数プランが(SORA9速)コンポ+ブレーキ+ハンドル+工具で

46.000+5.000+8.400+3000=62.400円

10速プランの場合はティアグラに10速対応ホイール付きで

54.000+11.000+8.400+3000=76.400円

11速プランは105で

65.000+11.000+8.400+3000=87.400円

と安く済ませるとしても6万円はかかってしまいます。

ティアグラ、105でもVブレーキを活用したいなら更に5000円アップで105なら9万円を超えてしまいます。

 

これがフレームのジオメトリー、ブレーキの関係性、エンド幅の関係性が付随するのでカスタマイズとしては面白いです。

しかしロードバイクとしてみるなら新しくロードバイクを購入した方が得します。

フレームのジオメトリーがクロスバイクなので結局ロードバイク の様な前傾姿勢を取るのが難しいのでスピードが上がるかどうか?と言われると謎です。


まとめ:クロスバイクのロードバイク化は微妙

費用やフレームのジオメトリーの関係性から、クロスバイクをドロップハンドル化、ロードバイクのコンポーネントに交換してロードバイク化するのはコスパも悪く微妙です。

 

カスタマイズを楽しみたいなら全然アリですが、クロスバイクを購入して「やっぱりロードバイクが良かった」と後悔してロードバイク化するのは費用で損をしてしまいます。

 

ドロップハンドル化を行うなら僕も行っているブルホーンハンドル化で留めておいた方がコストも安くていいと思います。

交換費用+でロードバイクを新しく購入する方がフレームジオメトリーも気にせずロードバイク本来を楽しめます。

カスタマイズが好きかどうか考えてロードバイク 化するか新しくロードバイクを買うか検討しましょう。

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