秋田味商、比内地鶏カレーレビュー、黄金色の鶏油が味わい深いレトルトカレー

  • 2019年6月7日
  • 2019年7月28日
  • 雑記

今回食べるレトルト食品は、有限会社秋田味商の比内地鶏カレー。

秋田味商は、比内地鶏ときりたんぽ鷄のお店を構えている会社で、秋田の代表する比内地鶏のレトルトカレーを秋田県で唯一販売しています。

 

通販でも販売している本格的な比内地鶏カレーを食べてみました。


比内地鶏とは

知られている様で知られていない比内地鶏。

最高級の鳥のイメージは、名古屋コーチンを想像する人が多いでしょう。

 

比内地鶏は日本三大地鶏の一つで、名古屋コーチン、比内地鶏、薩摩地鶏の三つです。

 

現在の秋田県大館市の比内鶏を原種とした地鶏です。

実は原種である比内鶏は天然記念物なので食べることを禁止されているのはご存知でしょうか?

 

時は遡ること江戸時代、秋田県北部の地鶏と軍鷄を交配された事が比内鶏の始まりとされました。

しかし、比内鶏の生産性の低さ等から比内鶏とアメリカ原種のニワトリ、ロードアイランドレッドを掛け合わせて誕生したのが比内地鶏なのです。

 

トリビアの泉にも比内鶏が取り上げられていたことも懐かしいですね。

今では比内鶏を掲げていた焼き鳥屋さんは全て比内地鶏に変更しています。

 

中には比内鶏が食べられる焼き鳥屋さんがあるそうです。詳しくは下記外部サイトへ。

東京メインディッシュ

東京都渋谷区には、天然記念物の比内鶏が食べられる焼鳥屋がある。天然記念物を食べる? 比内地鶏じゃなの? そんなのは違法だ…

話に戻り比内地鶏の特徴は、加熱しても肉が固くなりにくく味が濃厚であることが挙げられます。

よってきりたんぽ鍋の出汁にも使われてる事で有名です。

 

なお比内地鶏は1㎡あたり5羽以下で飼育されている様です。

またJAS規格より厳しい基準で飼育されている事もあり、日本三大地鶏の中でも柔らかくジューシーな鳥となります。


比内地鶏カレーの外観

パッケージは木製のスプーンでいただく、そういった構えをしていてどこか高級感を演出しています。

キャッチフレーズには「味の決め手の比内地鶏。コクのある旨味と黄金色の鶏油が深い味わいをもたせた自慢のカレー」との事。

 

写真だとごろっとした鶏肉が乗っています。

左下に写真は調理例と書かれているので、写真のままゴロッとした鶏肉が出てくるのでしょうか。

裏面、比内地鶏の説明と原材料等が明記されています。

【原材料】鶏肉(秋田県産)、ソテーオニオン、ビーフエキス、小麦粉、固形トマト、ラード、カレー粉、中濃ソース、フルーツチャツネ、トマトペースト、異性化液糖、にんにくペースト、しょうがペースト、チキンブイヨンパウダー、チキン調味エキス、蛋白加水分解物、食塩、砂糖、香辛料、バター/増粘剤(加工澱粉)、着色料(カラメル)、調味料(アミノ酸等)、香辛料抽出物、(一部に小麦・乳成分・牛肉・大豆・鶏肉・豚肉・りんごを含む)引用:https://www.ajisho.jp/SHOP/AS-C.html

栄養成分

  • エネルギー:206kcal
  • タンパク質:11.2g
  • 脂質:8.4g
  • 炭水化物:20.6g
  • 食塩相当数:2.9g

中身を開けてみましょう。

中はレトルトパウチのみです。

それもすごいシンプルなレトルトパウチです。

 

よく食べているタイカレー系のレトルトパウチは、イラストが描かれていたりしますが比内地鶏カレーはなし、味で勝負です。

鍋でお湯を沸騰させて温めます。

 

食べてみた

あったまったところでご飯にかけてみました。

出てきた瞬間は香りは意外とホテル系のカレーで、カレーのよくあるスパイス感のある香りはありません。

どことなく比内地鶏の鶏油っぽい香りが、カレーをマイルドにしているのかもしれません。

 

具の鶏肉。

まさにパッケージ通りのゴロッとした具になっていて、食べ応えが見た目から出ています。

 

比内地鶏の肉を食べてみると、「これ多分胸肉だよね?」と感じながらも柔らかいかつ弾力があります。

パサパサ感もなければ、もも肉にありがちな肉汁のしつこさもなく、あくまで上品。

カレーレーとご飯を食べてみると、コクが非常に深く旨味がありながら鶏油がいいアクセントになり、コクの深さに味わいをもたせています。

中辛ですが、マイルドで辛いと感じる様なスパイスはなく、コクと味わい深さが口の中に広がります。

あくまで比内地鶏が入ったカレーを味わっている、という印象でカレーの「スパイスがグッとくる」様なインディアンな印象はなし。

 

ホテルカレーを更にコク深く、鶏油で味わいを深めたカレーと言えます。これは美味い。

辛いカレーが嫌いな人でも食べられる、そんな深みのあるカレーでした。ごちそうさまです。


最後に

秋田味商の比内地鶏カレーを食べてみました。

 

さすが平成25年2月16日のNIKKEIプラス1「何でもランキング~ご当地カレー食べ比べ」で全国第8位にランクインした実績の持ち主だなと感じさせられる、上品かつ味わい深いレトルトカレーでした。

 

辛い系が好きな人には物足りないかもしれませんが、味わう、といった分野で楽しむなら一度食べてみてほしいレトルトカレーです。