今回はイワタニの炉端焼き機、あぶりやを購入したのでレビューしようと思います。
「クロスバイクで行ける距離でソロバーベキューできないかな〜」なんて思ってたんですよね。
持ち運びがクロスバイクでもできる、ソロで外でバーベキューが楽しみたいという人が僕以外にも少なからずいるはず。
ただ炭だと持ち運びは不便だし、ソロでやるにしても手間かかりすぎ。
ということもあり、あぶりやはずっと欲しい物でした。
イワタニ、炉端焼き機、あぶりやレビュー概要
パッケージがこちら。
箱自体は分解しやすいような段ボールが使われているので、出した後捨てやすい。
中身はこちら、
- 本体
- 取り扱い説明書
- 警告書
です。
セットにガスボンベはついていないので注意。
イワタニの炉端焼き、あぶりやの原理はガスで輻射版赤熱する事で遠赤外線を発生させるようです。
磯丸水産でも取り入れられていることもあり、信頼がある炉端焼き機なのでしょう。
ちなみに輻射版等、ガスが出る導線以外分解して掃除することができます。
炉端焼き機の中でも定番と呼ばれる理由が分解、清掃が簡単なことも挙げられるのでしょう。
使い方もシンプル、右にある蓋を開けてガスボンベを取り付けるだけです。
ガスボンベを取り付ける部分のパッキンには寿命があり、10年で経年劣化するようです。
まあ10年も持つので、心配はないでしょう。
特別力も入らず、女性でも簡単にカチッと取り付けられます。
点火するとこんな感じ。
個体差?もあるのか、僕が購入したあぶりやは下の導線部分は何回か点火してあげないとちゃんと火がつきませんでした。
まあしばらくすればつくので気にはなりませんが、少し怖いですね。一回ボンっと鳴ってつきましたし。
上に輻射板を配置して炉端焼きが可能になります。
輻射板はしばらくすると色が変わってきます。これだけでも雰囲気は出ますね。
火はつまみで調整できるのも炉端焼き機のメリットでしょう。
炙りやを使用中にでる煙や匂いは?家で使ってみた
これから炉端焼き機、炙りやを購入しようか検討している人にとって、一番気になるのは使用中の煙や匂いですよね。
Youtubeでイワタニ 炉端焼き と検索して動画を見ているとコメント欄に「警報機がなるほど煙が出ますが….」なんてのを見かけることがあります。
警報機がなるほどなら家の中で使えないのでは?と思いますよね。
そこで実際に家の中で使ってみることにしましょう。
今回は焼き鳥があったので12本焼いてしまいます。
シチュエーションはキッチンの換気扇近くで焼き鳥を焼きます。
こんな感じで、周りにアルミホイルを置いたりしません。
初めての使用なのもありますが。
焼き鳥の油が下にしたたり落ちるまで焼いてみました。
結論は、キッチンの換気扇の近くだと煙はあまり気になりませんでした。
しかし、匂いは二階建ての家で階段を登り切るまでくらいまで焼き鳥屋さんのような匂いがつきました。
僕はこの匂いは好きなので気にしないですが、気になる人は使用後に消臭剤を撒いた方が良さげです。
ちなみに1-2日も経てば匂いは無くなります。
換気扇から遠いとどうか?
では換気扇から少し遠い場所で焼くとどうなるか?
今回のシチュエーションはリビング、換気扇から約5m離れたところで使用することにしました。
焼き物は海鮮を中心として、豚肉、牛肉、野菜を焼きました。
貝柱を焼くと貝柱のエキスが沸騰して結構な煙が立ちます。
ある意味贅沢な煙ですが、警報機がなるほどではありません。
やはり豚肉を焼くと煙が非常に出ます。
気になる人は使えないレベルです。
脂が多く、ひっくり返せば脂が落ちるので仕方ないといえば仕方ないですね。
小さい部屋でやれば確実に警報機がなると思います。
リビングで団欒するスペースだと警報機がなることはないでしょう。
ホットプレートで焼肉をするのとあまり変わらないレベルでした。
自宅でホットプレートで焼肉をする、串揚げをする、という人なら同じレベルより少し上の煙が出る、と想像しておくと良いでしょう。
ちなみに、どうせなので炙りやの段ボールを下にひいて飛び跳ねの防止を行いました。
思っているより飛び跳ねは少ない印象です。もっと脂が飛ぶものだと思っていました。
あぶりや自体は脂まみれです。
やはりアルミを使って脂防止した方がいいでしょう。
匂いに関してはキッチンで使うより少し強めになりました。
これも1-2日で匂いが消えるので、気になる人は気になるかもしれません。
イワタニのあぶりやの種類の違いは?
イワタニの炉端焼き、あぶりやを検索すると
- イワタニ 炉ばた焼き器 炙りや CB-ABR-1
- イワタニ 炉ばた焼き器 炙りや CB-RBT-J
の二種類が出てくると思います。
そのほかにCB-RBT-Wというのがありますが、韓国、ベトナム製で製造終了しています。
では1と2で違いがあるのか?と言われると
- CB-ABR-1=3代目の商品、CB-RBT-J=2代目の商品
- カラーリングが違う
くらいです。
スペックおよび製品の付属品等すべて一緒です。
購入を検討する場合は、現在(2019年)イワタニの公式サイトで掲載されている1番の炙りやを購入すると良いでしょう。
キャンプ、アウトドアバーベキューで炙りやを使うメリット
あぶりやが家でも使える炉端焼き機なのはわかりましたが、アウトドアでもまた便利に使える炉端焼き機でしょう。
一番のメリットは、炭の手間がなく火力調整ができる事です。
外でバーベキュー、キャンプで炭や薪を使って焼く場合、火力調整ができない為初心者だと焦がしたりしまいがちです。
終わったら終わったで炭、薪の片付けも手間がかかります。
それが醍醐味の一つと考える人もいますが、思い通りに行かなかった時は何ともやる気は出ないですよね。
イワタニ、炉端焼きの場合ガスコンロを取り付けるだけで火がつきますし、つまみで火力調整ができます。
初めてキャンプ、バーベキューで使う場合でもしっかりと食べ物を焼くことができます。
ガスコンロだけ、という手軽さも良いですよね。
持ち運びが便利
キャンプ、バーベキューをする時は、色々と用意しないといけません。
薪、炭を持参する場合はスペースをとってしまいます。
イワタニの炉端焼きの場合、この一台で色々と解決するのと、コーナンなどで売っているバッグにすっぽり入る為、持ち運びに便利です。
これは自転車でふらっと河川敷に行き、火のもの使用可能域で1人で炉端焼き、なんて楽しみかたもできますね。
オプションで様々な焼きかたに対応
炉端焼き、あぶりやのメリットは持ち運びや手軽さだけではありません。
オプションパーツに
- グリルプレート
- 鉄板プレート
- 溶岩プレート
と様々な焼きかたができるように販売されています。
もっとも、イワタニ純正で販売されているわけではなく、サードパーティーのオプション販売です。
しかし、炉端焼き機一つで色々なプレートが販売されるほど盛り上がりがある商品も珍しいでしょう。
まとめ
イワタニの炉端焼き機、あぶりやを購入レビューしましたが、非常に満足できる商品でした。
僕自身、宅飲みをするのであぶりやで食べ物を焼きながら楽しむことができます。
何より趣味であるサイクリングに+で、外でバーベキューを1人で楽しめるようになるレベルで持ち運びに便利なのが嬉しいポイントです。
自転車だとひっそりと自分だけの場所(ちゃんと許可がある場所)を確保して炉端焼きを楽しめますし、気分転換にバーベキューをしにサイクリングする、なんてことも可能なのです。
火力の調整も相まって、初心者でも使いやすいイワタニの炉端焼き機、あぶりや、家で使用する時は煙に注意が必要ですがオススメです。