コンチネンタル ウルトラスポーツ3インプレレビュー、2との違いや走りは?

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今まで使っていたコンチネンタルウルトラスポーツ2のタイヤ寿命が来てしまったので交換することに。

いつもAmazonで並行輸入のウルトラスポーツ2を買っているわけですが、どういう事か廃盤?並行輸入の取り扱い中止?の影響でウルトラスポーツ3が販売されていました。

 

そこでコンチネンタルウルトラスポーツ3を購入したのでインプレレビュー、2との違いや走りがどう違うのか?比較も交えてお伝えしようと思います。

 

目次

コンチネンタル ウルトラスポーツ3レビュー

ウルトラスポーツ3が家に届きました。

箱のデザインはこんな感じ。

ちなみに今回購入したのは25Cサイズのタイヤです。

 

 

まずは取り出してみて、重量チェック。

ウルトラスポーツ3の重量は244g。

メーカー公表値は25Cで265g、え?当たり個体引いた?http://www.mizutanibike.co.jp/?product=ultra-sports3%E3%80%80

 

ちなみにウルトラスポーツ2 25Cの重量は255gでした。

単純計算で11gの軽量化です。

 

ウルトラスポーツ3と2のトレッド面を見てみましょう。

2は右、3は左です。

2は排水トレッドが側面にしかなく、道路を捉える部分はフラット。

かわって3はトレッドが追加されており、中央がスリックになっています。

 

 

3と2、トレッド面を触ってみると明らかに触り心地が違います。

2はザラザラしているのに対し、3はベタつきのようなネチッとした感覚があります。

 

コンパウンドの事はよくわかりませんが、素人が触ってもわかるぐらい違いがあります。

 

前輪を3に交換して見比べてみましょう。

タイヤのパターンが変わったり、触り心地に違いが生まれたのは先程紹介したとおりですが、更に違いがありました。

 

写真はウルトラスポーツ2、25c適合リムに対して少しタイヤが出ています。

 

 

ウルトラスポーツ3、明らかにリムのほうが出るようになり、タイヤが小さくなりました。

そういえばウルトラスポーツ2は25cだけど26~27cくらいの大きさがあると聞いた事があります。

それの差なのか、最近のロードバイクホイール事情でタイヤ企画が変わっているからなのかわかりませんが、2に比べて3の方がタイヤは細身です。

 

3と2の明らかな違いは

  • 3のタイヤに排水トレッドが追加
  • 3の方がベタつきを感じる
  • 3の方がタイヤが細身

ですね。あくまで僕が実際に触っただけで、コンパウンドの違い等はわかりません。

メーカー公表だと、2はシリカベースのコンパウンド、3はそのコンパウンドを更にアップグレードしたPureGripコンパウンドだそうです。

 

ウルトラスポーツ3インプレ、走りに違いは?

ウルトラスポーツ2からウルトラスポーツ3に交換して約100kmほど走ってみました。

 

まず第一に感じたのは、転がりやすいという所です。

使用したホイールはビジョン TRIMAX シルバーという30mmリムハイトのホイールです。

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レビューで紹介した通り、2と3でタイヤ幅が違います。

3の方が25c適合リムにとって最適なエアロを獲得するのかな?と思います。

向かい風でも進みやすくなったのは大きな違いです。といっても極端に数キロ早くなった!!とかじゃなく、少し楽になった感じです。

 

 

 

グリップ力

平地ならネチッともっちりしたグリップが大きく感じられ、ちゃんと地面にグリップしているのが感じられますね。

 

一方でマイナスな点はヒルクライムのグリップ力。

平地で向上していたはずのグリップがヒルクライムでは感じられません。というより空転する事も少なくありません。

 

おそらくヒルクライムによって体重がリアタイヤに集中することで、グリップしたいとするゴム部分が潰れきってしまっているのかなと勝手に想像。

といってヒルクライム中にダンシングしようものならグリップを失い更に空転するので、個人的にヒルクライムには向かないかなぁと思います。

ちなみにTTするような坂でなく、激坂をゆっくりとかウルスポ2で登りきれるようなところでの比較です。

 

顕著に現れたのが路面の悪いところのヒルクライム。

2のときは路面が悪くてバタバタと跳ねてもスリック部分が多いから適材適所にグリップして前に進んでくれました。

3の場合空転して収まってグリップ、という感じです。

 

1素人ローディーなので細かい事はよくわかりませんが、ヒルクライムでは違い大きく現れました。

乗り心地

2との比較ですが、3の方が圧倒的に乗り心地が向上しています。

2の時はタイヤ表面の弾力がなく、硬めな走行性だったので空気圧を調整して乗り心地を向上させるタイヤでした。

 

 

3の場合2より弾力があり、もっちりと柔らかめになった事から乗り心地は改善されました。

実際2と3、空気圧6.5barで乗ってますが、3の方がタイヤが吸収してくれる感が増加しましたね。

雨での走行

2にはなかったトレッドパターンが追加された3。

雨の日は2に比べて向上されており、排水されやすくなりました。

 

雨上がりの走行では著しく違いが現れ、排水トレッドの影響からタイヤが乾きやすい、水が残った状態になりにくい。

 

コーナリング性能

コーナーに関しては、性能が上がったというより人を選ぶようになった、というのが感想です。

3より固めな2のぱきっとしたコーナーが好きな人もいれば、2より柔らかめな3のねっとりしたコーナーが好きな人もいるって感じですね。

 

個人的に2のコーナー性能のが好きですね。

 

耐パンク性能

正直耐パンク性能はその人の運とかもありますが、個人的に耐パンク性能は2に比べて下がったと思います。

その理由にウルトラスポーツ2は2年使って一度もパンクなく二回交換しています。

 

しかし、ウルトラスポーツ3は交換後25kmでパンクしました。

パンク原因は小石が刺さってパンクですが、ある意味もっちりとした弾力が石を捕まえやすいのでは?と感じます。

2はスリックでボインボイン系の弾力だったので踏んだ石は吹っ飛んでましたが、3は走っていて小石が吹っ飛んでいく音が鳴りにくいです。

 

まとめ

ウルトラスポーツ3のインプレレビュー、2との違いと走りの影響をお伝えしました。

値段的にもコスパの高いタイヤで、2と3では比較にならないくらいキャラクターの異なるタイヤだと自分は思います。

 

通勤通学やロングライド、サイクリング、レギュラータイヤとしてはコスパ高めのタイヤです。レースに出ないならこれで十分ではないでしょうか。

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