夏は暑くて走ったものじゃないし、夜走るとなるとナイトライドの装備は考え物ですよね。
特にロードバイクならブルべやロングライドするだけでも100km~300kmは越えますし、クロスバイクにしてもナイトライドだけで見るなら60kmくらいは走る事だって可能です。
ではクロスバイクやロードバイクでナイトライドを行う際に装備をどのぐらい整えておいた方が良いでしょうか。
ナイトライドには準備も装備も必要だ
ナイトライドは危険がいっぱいです。
ナイトライドをする上で必要な装備を実際に買った物から、あった方が良い物までシチュエーションも考えながら見ていきましょう。
フロントライト
当たり前のようにナイトライドには欠かせないのがフロントライトです。
フロントライトは道路交通法でも装着、点灯義務があります。なのでないのがあり得ない装備と言えます。
フロントライトの中でもモノによってルーメン数も違いますし、電池式、USB充電式と様々。
そしてナイトライドだと必要なフロントライトの個数も変わってきます。
ブルべやロードバイクで長距離(100km以上)の場合は2~3個以上は理想的。
クロスバイクでナイトライド(50~60km)は経験上1~2個で充分です。
特にAmazonで販売しているBikeonoの自転車ライトを使っていますが、4000mahで最大8時間点灯、リアライト付きで4000円以下とリーズナブル(ルーメンはMAX800ルーメン)です。
しかしブルべ等の300kmを走るナイトライドにはUSB充電式は不向きで、切れてしまうと使えなくなりかねません。

リアライト
フロントライト同様、着用義務があるテールライト(リアライト)です。
ナイトライドになると反射板だけでは自動車に発見されにくく、思わぬ事故を起こしてしまう可能性もあります。
ロードバイクでブルべやテールライトは点滅と常時点灯の二個体制が良いでしょう。しかし点滅パターンと発色はテールライトの製品によってはうざがられてしまうので注意。
ヘルメットにつけられるライトもあればグッド。
クロスバイクでナイトライド(50~60km)なら反射板と点滅でも問題ありません。何なら常時点灯1つだけでもいいのではないでしょうか。
反射板+点灯だけならBikeonoの自転車ライトだけでテールライト(点灯最大4時間)が付いているのでリーズナブルにナイトライドの装備が整います。
バーエンドミラー
ナイトライドとなると地方によっては交通マナーが悪い自動車が現れることもあったり、自転車で右左折する時にミラーがないと予期せぬトラブルに巻き込まれて危険になる事もあります。
昼でもバーエンドミラーが合った方が後続車がいるかどうか?右左折する時の安全確認に使うことが出来ますし、ナイトライドとなるとバーエンドミラーは自動車のライトに反射するので視認性を良くしてくれます。
基本左側通行なので右側に一つ付けると良いでしょう。安全確認、視認性の向上に役立ちます。
反射ベスト
ブルべ並の長距離ナイトライド、クロスバイクでも70kmは走るぞ!!山岳にヒルクライムするルートやダウンヒル、農道の様な街灯のあまりない道を使用する場合は反射ベストを着用しておいた方が良いです。
どれだけテールライトを用意しても、ライト自体は小さなものでルーメンも低くある程度近くまで自動車が来ないと視認出来ない運転者も多々います。
反射ベストを着用する事でライトに当たると視認してもらいやすいし体のサイズがどれぐらいか? 空間把握もしてもらいやすくなります。
最近なら蛍光色が付いた反射サイクルジャケットなるものも販売されているので、反射ベストが面倒なら反射付サイクルジャケットもアリです。
反射材を用意するのも良いでしょう。
補給食
ナイトライドする場所によってはコンビニやスーパーといった施設がない場合もあります。
補給する距離は50kmを目安として半分の25kmが理想となるので、クロスバイクでナイトライド(50~60km)する時も出来れば補給食を一つ持っていて損はないでしょう。
僕はいつもクロスバイクでナイトライドする時は70km走るので30kmで補給する為にウィダーinゼリー プロテインを愛用しています。
ロードバイクでナイトライドならスーパーやコンビニに寄るのは容易ですが、クロスバイクでナイトライドは『行き先についたらどこにも寄らずに帰る』乗り方をする人が多いと思うので、補給食は持っておきましょう。
絶対帰りバテます。
装備を整えて楽しくナイトライド
自転車のナイトライドについて考えてみましたが、クロスバイクでナイトライドするなら経験上フロントライト、テールライト、補給食のみで50-60kmは走れます。
これ以上+街灯の少ない道を選択する場合、蛍光色のジャケットがあった方が便利ですしバーエンドミラーもあれば安全性も向上します。
とりあえず必要最低限の装備を整えて街灯が多い場所でナイトライドを行ってみてあなたが必要と感じた物を揃えていきましょう。
トラブルのないナイトライドを楽しく行いましょう。