自転車乗りってなんだろう?あなたはそう思った事はありませんか?
自転車乗りの定義としては、趣味でそれなりにちゃんとした装備でサイクリングを楽しんでいる人だと勝手に思っています。
しかし、世の中本当の自転車乗りは少ないのではないか?と思ったわけです。
むしろ僕含めなんちゃって自転車乗りが多いと。
今回は世の中なんちゃって自転車乗りの方が多いのでは?ということに関して自分なりにお伝えします。
自転車乗りだけどレースとかわからない
ツールドフランスを代表とするロードレース。
ロードバイクに乗っている人ならわかるだろ!と思いますが、見ていてルールもわからない、興味がない人も多いです。
車でいうGT500やF1の様に前知識があってる人向けのコンテンツになっていて見方がわかりません。
自転車雑誌を見ても、初心者必見!これでツールドフランスの見方がわかる!みたいな初心者に優しい特集が少ないのが現状。
友達経由とか、自転車仲間から魅力とかを語ってもらって興味を持つしかありません。
僕もクロスバイクからある程度ロードレースをみる様になりましたが、正直よくわからないまま見てる感じです。
ある程度何かを見れば選手くらいは覚えますが、覚えたとしてもペーターサガンとかくらいじゃないですか。
Youtubeからの情報は割とわかる
ロードレースはわからないけど、Youtubeでよく見るロードバイク乗り、元選手ならわかるよ!って人の方が割合は高いと思います。
Youtubeなら安田大サーカスの団長とか栗村修等々が「あ〜いるね」くらいの感覚でわかると思います。
ここから深いところに行けば宇都宮ブリッツェンがわかるぐらいでしょう。
Youtubeから自転車の情報とかカスタム、パーツを収集する人も多い。
自転車漫画、アニメがわからない
ロードバイクの火付け役となった弱虫ペダル。
その影響でロードバイクを始めた人も少なくないですが、そもそも自転車漫画、アニメがわからない人も多いはずです。
ロードバイクを始めても漫画、アニメ自体Youtube等で身近に見られるものではなく、興味をもったり自転車モノだから漫画を買ったりしてみないといけません。
車好きがイニシャルDを見ているかと言われれば微妙だし、走り屋がなにわともあれを見ているかも微妙な話。
見た漫画、アニメで割と目的がわかる?
ただ自転車漫画、アニメで割とロードバイクに何を求めているのか?抽象的ですがわかると思います。
例えば僕が一応見たアニメはろんぐらいだぁすです。
これはロードレースとかよりも、サイクリングの楽しさとかをメインにしたアニメなわけですが、それに楽しそうと感じる場合はガチな走行でなく、手軽なサイクリングがしたい人だと思います。
こういった様に、読んでいる、見ている漫画、アニメで目的はわかりやすい。
まあでも、アニメの影響で始めたわけではないですが。
自転車情報雑誌、サイクル情報誌を読まない
バイシクルクラブとかサイクルスポーツといった自転車情報雑誌、サイクル情報誌を一切読まないこともなんちゃって自転車乗りなのかなと思います。
僕も読みません。何故なら読もうとしたら大抵
ペダリング講座
ポジションの出し方
ヒルクライムを制覇!
アワイチ、しまなみ海道攻略!
その他諸々、クロスバイク雑誌でもクロスバイクの各メーカーのモデルラインナップをずらずらと並べたカタログ状態も多い。
これ全部Youtubeとか電子書籍で見れますよね。
自転車情報雑誌によってはおまけがついてますが、大抵身に着ける系でそれをつける=雑誌買ってんだって思われるのもどうかと。
休日をしまなみ海道まで行ってサイクリングに明け暮れるぜ!って人が一体どれぐらいの人がいるかわからないのに、焼き増しが多い印象。
多分、なんちゃって自転車乗りが求めている情報ってこんなやつ。
地元のサイクリングスポットとか地図付き情報誌、それも折りたたんで持ち運びしやすいやつ。
画像の雑誌ですが?これはGiant Storeでご自由にお取りくださいと置いてあるフリーペーパーです。
これだけで十分、あとはネットで調べたりするだけ。なんちゃって自転車乗りが3泊4日かけて淡路島一周するぞー!とか求めてません。
整備点検をしない、わからない
ある程度の整備はできるものの、つまづきそうな整備をしないのもなんちゃって自転車乗りだと言えますね。
僕はタイヤ交換はもちろんのことホイールベアリングの注油やブレーキ交換等、大体の事はできますがホイールの振れ取り、チェーンの交換はやった事がありません。
整備点検って購入したお店によっては、パーツ代金だけ支払えればあとは永年無料で行ってくれるところがあります。
Giant Storeで購入したので整備点検は永年無料なのでホイールの振れ取りは自分でしなくてもいいですし、覚えようとしてもちんぷんかんぷんなので別にいいかなと思います。
自転車は好きだけど、自分でできる範囲は割り切っているのもなんちゃって自転車乗りだと思います。めっちゃカスタムしているのにチェーンジャリジャリの人とか見かけますし。
サイクルコンピューターを使わない
なんちゃって自転車乗りでサイクルコンピューターを使う人の方が少ないと思います。
僕もよっぽどロングライドをするときくらいに、Runstaticのロードバイクアプリを使うくらいです。
趣味である自転車に時速何キロ出せたとかヒルクライムを何分で登れたとか、TAやらガチっぽくなる必要がないですよね。
サイコンの充電も面倒だし、アプリもGPSを使うから充電の消費も激しい。
そもそもなんちゃって自転車乗りが、データ管理するとは思えません。
僕が使うロードバイクアプリで確認する項目も
- 距離
- 消費カロリー
以上です。自己満足だけの世界。
何分までに帰ってこれたとか今日は速度がよく出たとか見ません。
プロでないかぎりサイコンは要りませんね。値段も高いですし。
サイクルウェアを着ない
自転車乗りと言えばヘルメット、サイクルウェアにピチピチのサイクルパンツ、SPD-SLシューズでしょう。
MTBならフルフェイスとかもありますが、まあなんちゃって自転車乗りはダサい、恥ずかしくて着たくないですよね。
クロスバイクにハマってある程度動きやすい服装にした僕ですら、夏はブカブカ目のサイクルジャージにFILAの7分丈パンツとかそんな感じです。
最近ならめんどくさくなってジーパン、パーカーでFA。
確かにサイクルウェア、ピチピチのサイクルパンツは走行中の空気抵抗とか動きやすさとか通気性、性能を高めてくれますが、なんちゃって自転車乗りに必要かどうか言われれば要らない、求めているベクトルが違います。
それを着て、サイクリングロードでレースでもするわけでもないのに見た目は大幅に犠牲になります。
始めたきっかけがダイエット、気分転換
なんちゃって自転車乗りが自転車を始めた理由って
痩せる、ダイエット目的
気分転換、景色を楽しみたい
日頃の足+ポタリング
運動不足解消
スポット、観光までの移動手段
が大半だと思います。
そうなると、上記で紹介してきたサイコンとかサイクルウェアとか雑誌とかアニメ、ロードレースに興味がなくて当然ですよね。
僕も入りは運動不足解消ですし、ハマってもそれ以上はならなかったです。
今このなんちゃって自転車乗りが多く占めていると思いますね。
自転車全体が安価になった分、下から増えてくるのは当たり前ですが。