サイクルベースあさひと言えば、日本の中でも最大規模の店舗を抱えた自転車チェーン店です。
中国でも店舗を構えているほど、大規模な自転車屋さんであるサイクルベースあさひ。
しかし、ネットでは悪い評判が上がっていたり、対応が悪いなどの評判も調べていると出てきます。
実際に足を運ぶとそこまで対応が悪いとは思わないですし、どういった部分が悪いのか?考えてみれば「あー多分あそこだな」と予想もできます。
サイクルベースあさひの魅力
サイクルベースあさひの魅力は他の自転車には提供できない部分でしょう。
自転車屋さんと言えど悪いところもあればいいところもあります。
その良いところを見てみましょう。
圧倒的な商品数
比較記事でも紹介していますが、サイクルベースあさひさんの良さは自転車の在庫数や商品数が多いことです。
電動自転車からシティーサイクル車、ミニベロ、マウンテンバイクにクロスバイクやロードバイクといった日常的な自転車から趣味性の高い自転車まで一通りのラインナップを多く在庫を抱えて販売している事です。
これはGiant Storeの専門店やY’s Roadの様なセミ専門店、自転車ヒーローなどの量販店では実現できないほどサイクルベースあさひの在庫数は他を圧倒します。
例えるならイオンバイクの系統に近く、イオンバイクと同等の在庫数を抱えているのがサイクルベースあさひなのです。
欲しい自転車がサイクルベースあさひにはある、といった感じです。(かといって趣味性の高い高額な自転車は置いていない)
コラボモデルの存在
https://cyclist.sanspo.com/434491サイクルベースあさひでは、GiantやMeridaといった自転車ブランドのコラボモデルやあさひのみでしか購入できない限定モデルの販売を行なっています。
子供向けならマリオカートやキティーちゃん、クロスバイクならGiantとのコラボモデル等様々な自転車ブランドとの共同開発モデルを販売してきました。
限定モデルなので販売終了次第終わりですが、コラボモデルの存在は大きな付加価値になるでしょう。
独自ブランド「プレジション」
サイクルベースあさひでは、独自のスポーツバイクブランド「プレジション」シリーズを展開しています。
評判もよくコスパが高いクロスバイク、ロードバイクと言われていてイオンバイクの独自ブランド「KAGRA」同様に高い評価を得ている様です。
通勤通学にプレジションを購入する人が多く、販売戦力的に見ても「ちょうど良い値段帯」と感じさせられますね。
例えばクロスバイクを買いに来たけど、思っているより予算オーバーなブランドが多かった時と、同じ値段帯でプレジションとどちらが良いのか?選択肢が増えるのも良いところでしょう。
量販店ならではの「手軽さ」
Ginat Storeなどの専門店だと、来店=何かを購入する、点検する、などの目的があって来店した認識にされやすくラインナップを見ていると「何か気になる物はありましたか?」と声を掛けられます。
手軽さで言えば専門店は敷居が高く、人見知りの中高生が入るとたちまち辛い思いをするでしょう。大人向けといった方がいいでしょう。
しかし、サイクルベースあさひはイオンバイク同様に量販店色が強く、手軽に寄れますし声を掛けられることもほぼありません。
その手軽さが大きな武器と言えます。
Amazon並のネットショップのラインナップ
Amazon並のパーツのラインナップと自転車数はサイクルベースあさひの通販サイトでしか実現できないでしょう。
中でもサイクルベースあさひの通販サイトは
- アウトレットセール
- 在庫一掃セール
- 季節系のセール(クリアランスや歳末等)
等々、セール頻度が高くAmazonとかよりも安くパーツを購入する事ができるほどです。
また合計金額が3000円以上で送料無料になるのも魅力的です。
中古パーツでもメンテナンス可能
ヤフオクで手に入れたパーツやコンポーネントを持ち込んで交換をお願いしても交換してくれます。
これは店舗にもよります。近所のサイクルベースあさひはダメでしたが隣町のあさひでは喜んで交換してもらえました。
専門店だと専門店で購入した物でないとメンテナンスしてくれないのが通常の対応なので、仮にパーツを交換したくなったらあさひに頼むのがいいでしょう。
出張修理サービス
サイクルベースあさひではサイクルポーターという出張修理サービスを展開しています。
鍵トラブルやパンク、チェーンのみの修理が対象となりますが、通勤通学の代表的なトラブルばかりなので通勤通学者にはありがたいサービスです。
サイクルメイトに加入していれば、点検も無料で受けられるのも料金も安く済ませられるのもいいところ。
サイクルベースあさひの悪い評判になる原因は?
良いところもあれば量販店のスタイルをとっているので悪いところもあります。
気にしない人は気にしませんが、悪いところが一つでもあれば違う店に頼む人も多いでしょう。
専門性は店舗の従業員によってまちまち
サイクルベースあさひは、大企業の自転車屋さんです。
基本はアルバイトが接客、レジ等を行なっています。
昔なら自転車が好きで自転車のアルバイトを始める人が多かったですが、今は違います。
自転車のことを知らない人がサイクルベースあさひでアルバイトしている事もあるのです。
これは店舗によってまちまちで、専門性を求めて行くと???となるアルバイトが多いのです。
これは正社員でも同じ事が言えます。
整備面も専門的な事ができない店舗もある
例えばロードバイクに乗っていて、ディレイラーの調整をして欲しいと頼んでもサイクルベースあさひでは整備できる人とできない人がいます。
自転車屋さんと言えど正社員は基本整備士の資格を持っていますが、整備士の資格を持っている=全てを行えるわけではありません。
自動車工場で職人が求められるのは長年培ってきた経験があるからです。
自転車でも同じ事が言えて好きで自転車を整備している店舗ならディレイラー調整もバーテープの巻き方もスムーズにメンテナンスしてくれるでしょう。
しかし、まだ入社してすぐの人や結局仕事として割り切っている人はスキルの向上は乏しく、ディレイラー調整を断ったりしてくる場合もあります。
店舗によっては「サイクルベースあさひはパンク修理しかできない」なんて揶揄されるほどなので、店舗によってクオリティの違いがあります。
オートバックスのメンテナンスと似たようなものです。(オイル交換でボルトを締めずにオイルをいれたり締めすぎて舐めたりといった店舗によってクオリティが違う作業)
在庫自転車の整備面
専門店等は工場から出荷されて店舗についた自転車は、一度完全にバラしてから再度完組みを行なって販売しています。
その為社員がそのフレームやフォーク、自転車の状態を理解しており責任を持って販売しています。
サイクルベースあさひの場合、一度バラして完組みを行う手間をしていないと予想されます。
現にサイクルベースあさひ 評判で調べてみると
- フレームがガタガタしている
- フォークから隙間がある
- いつの間にかネジが外れている箇所があった
と明らかに店舗の従業員が、自転車をバラしてから完成させていないのがわかります。
おそらくこれも店舗によりますが、外れ店舗があるのも量販店の悪いところと言えます。
会員カード加入がないとメリット薄め
サイクルベースあさひではサイクルメイトという会員カードが用意されています。
加入する事で出張サービスや整備点検が無料、賠償責任補償も付随するサービスですが、加入しないと全て有料になることになります。
加入料金は自転車の値段によって料金が変わります。
高額な自転車をあさひで買うくらいなら、専門店で買った方が永年整備無料などが付随するので会員カード加入がないとメリット薄めです。
まとめ
サイクルベースあさひの評判、評価をまとめてみましたが悪い評判がある割にプレジションの評価も高いですし、コラボモデルや通販で安く買い物できたりと
間接的な部分で評判はいいと感じさせられます。
評判が悪い理由に実店舗の修理だと考えられます。サイクルベースあさひは大企業のため人事異動も多ければアルバイトの入れ替わりも多い会社です。
整備をするのは正社員なので、正社員の質が頼りになります。
いつも通っていたサイクルベースあさひの社員が変わるとパンク修理歴とかもわかりません。
自転車屋さんに一人一人を管理するカルテはないので評判が悪くなるのは当然とも言えます。
ここまで大きい自転車屋さんはないのでサービス自体はいい企業ですよ。ただ店舗クオリティ依存が強いかな、と思います。
100店舗あったとして20店舗が優良店舗、20店舗が普通店舗、残りの60店舗が悪い店舗みたいな、あくまで例えですが。