- 運動不足解消のため
- ダイエット効果を見込んで
- 気分転換に
とある目的のためにサイクリングを始める人が大多数でしょう。
僕も仕事が多忙だったのと、仕事を辞めたことから運動不足解消のために自転車を購入してサイクリングを始めました。
目的を持たずにサイクリングをする人の方が珍しいのではないか?と考えたことがありませんか?
サイクリング自体目的地があるからそれに合わせてサイクリングルートを設定してロードバイクやクロスバイクで走り続ける、というイメージがあると思います。
しかしサイクリングをする目的は無くてもいいのです。持たなくてもサイクリングは続けられます。
サイクリングに目的を持つ理由
サイクリングに目的が必要な理由は簡単です。
第一に目的地によるモチベーションの維持でしょう。
人によっては「目的のない行事」を嫌い、それは必要かどうか?考えて行動をするか考えます。
日本は仕事社会になっている人が多く、少ない休日にサイクリングを楽しみたい人もいます。
例えば休日に友達と遊びに行くときに車を出して欲しい、と頼まれたとき。
電車でもいける場所ならわざわざ車を出す必要はないのでは?と考える人もいるのです。
これはサイクリングでも言えます。
- 目的地が設定されていない
- 目的とする場所に魅力があるかどうか
- 果たしてそのスポットは行く価値があるのか?
というところからサイクリングを開始するかどうか判断している人もいます。
一言で言えばノリが悪い人ですが、貴重な休日を満喫する為にも合理的と言えます。
目的地があることは行動にもモチベーションにも繋がります。仮に上記のような人が目的地が曖昧なサイクリングをすると途中で帰ってしまうでしょう。
第二に何かの為を持つことです。
例えば
- 痩せる為
- 運動不足解消のため
- 筋肉をつけたいため
- 体力をつけたいため
と何かの為をつけて原動力としてサイクリングを続けることです。
サイクリングに興味を持つきっかけにちょうどいいですが、何かの為に行うことはサイクリング本来を楽しむことができません。
例えば痩せる目的でサイクリングを始めたとして、1日に数十kmで〇〇カロリーが燃焼される….と色々と計算しながらサイクリングをしているので楽しんでいるというより苦痛をごまかしている事にすぎません。
実際運動不足解消のためにクロスバイクを買ってサイクリングを楽しんでましたが、冬場になれば寒さでサイクリングはサボりますし夏本番になれば走行距離が短めになることもあり、運動不足解消につながることがありませんでした。
始めるきっかけになりますが、何かの為きっかけのサイクリングは続けられるかどうかは不明です。
サイクリングは目的が無くても続けられる
目的なくしてサイクリングは成立しない、なんてことはありません。
目的が無くてもモチベーションを保ったままサイクリングを楽しむことができます。
それが例え休日の少ない会社員でも目的なしでもコツさえ掴めばサイクリングを続けられます。
四季を利用する
日本の1番の醍醐味が四季です。
春前には梅が咲き、春には桜が咲き、秋にはもみじ……例えば花だけでも通年楽しめるコンテンツになっています。
自治体や市によっては四季を利用したスポット作りに励んでいます。
例えば関西になるが春の桜で有名なのが奈良県の高田千本桜。
毎年桜のシーズンになると川一面に桜が咲き屋台が連ね大盛りあがりです。駐車場がないこともありある意味サイクリングに適した環境と言えるのです。
梅のシーズンなら荒山公園の梅林
見頃までリアルタイムで確認できるので、仮に目的地が設定できない時に悩んだら「四季を楽しもう」と調べればサイクリングをするきっかけを手に入れることができます。
休日サイクリングするきっかけを作ることが続けるコツです。気分転換にもなりますし意外と四季関係で調べた先はロングライドになりやすいので1日満喫できます。
ワンポイントアドバイス:目的がなくなったら四季の花や木を調べてみる
四季の花や木々が楽しめる日本とて、花が好きな人や四季カメラマンじゃないとわからない事だらけです。
仮にサイクリングで目的に困ったなら一度シーズンの花や木々を調べて「こんな花があるのか」と興味を持ってそれが咲いているスポットを調べてみるといいでしょう。
花に興味が無くても目的地に到着してコーヒーやタバコをふかしながら黄昏るだけでもストレスからどこか解放される気分が味わえますよ。
忙しい毎日だからこそ貴重な休日をまったりサイクリングするのもいいでしょう。
他府県に突っ込んでみる
何の考えもなしに他府県まで走ってしまうのも目的なしにサイクリングを続けるコツと言えます。
基本的に調べてから走り始めるサイクリングですが、他府県になると大体の確率でロングライドになりますし他府県に何があるのか?その場のノリと興味でサイクリングを楽しむことができます。
下調べないからこそ
- どんな店があるのか?
- どんなスポットがあるの?
- 神社とかは?
というワクワク感ありきでサイクリングできるので、目的地が決まらない場合は思い切って他府県まで走行してしまうのもポイントです。
他府県までの道に弊害(ヒルクライム)があるとモチベーションを保つことができません。数回の試行錯誤でサイクリング向けの道を探し出すのも一興です。
僕はよく目的地に困ったら奈良県に行きますが、毎回行っても飽きずにサイクリングできています。
大きな理由はサイクリングロードが走り切らない(時間の関係)のと奈良と言えば世界遺産や神社、そして個人店系のカフェが多いので続けやすいです。
地元だと道を覚えてしまう反面他府県は何十回も行かないと道を覚えないので目的なしのサイクリングにオススメです。
沿いを走る
目的無しにサイクリングする時に役に立つのが”沿い”です。
沿いというのは
- 川沿い
- 海沿い
- 池沿い
- 山沿い
- ダム沿い
です。意外と川がどこまで続いてるのか?グーグルマップだとわかりやすいけど切れ方がどうなっているのか実際に見てみないとわからないです。
よく川沿いを走ることがありますが、普段見ない動物(ヌートリア)が生活していたり川沿いから派生して様々な駅などに立ち寄れるので見慣れない景色を楽しむことができます。
池沿いでメジャーなのが琵琶湖一周ですね。池というより湖沿いですが。
山沿いのポイントは山だけどヒルクライム、DHしないことです。目的のないサイクリングでヒルクライムはかなり辛いです。
それきっかけでやめてしまう人もいるほど心を砕く威力があるので山沿いの場合は自然を楽しむ、という意味で楽しみましょう。大阪でいうとトトロ街道ですね。
ダム沿いも目的のないサイクリングにオススメです。でかいダムなら景色を一望するだけでも楽しめます。
目的がない時は気分転換として沿いをサイクリングを検討してみましょう。
まとめ
サイクリングをする目的が無くても楽しめることをお伝えしました。
友達と一緒の場合は目的があった方が気を使わなくて済みますが、休日で予定が合わなかった、目的が決まらない時に1人でサイクリングする時に目的なしのサイクリングを楽しんでみてください。
目的地=下調べありきですが、1人で目的のないサイクリングをした方が新しい発見があって面白いと思いますよ。