ロードバイクのバーテープって沢山ありますよね。
触り心地もさらさらからねっとりしたもの、硬いものからクッションのようなものと様々です。
今回はフィジークが出しているバーテープ、TEMPO(テンポ)マイクロテックス ボンドカッシュソフト(3mm)を手に入れたので取り付けレビュー。
フィジークバーテープ,TEMPOソフト
箱から。
箱の段階ですでにサラサラ系と思わせられるくらい、箱がサラサラです。
これ多分触り続けてたら、手が黒くなるかもしれないくらい黒です。
中身を開けて出してみると。
このような状態で入ってました。
分解すると
- バーエンドキャップ
- バーテープ
- 隠しテープ
- フィニッシュテープ
初心者でも巻きやすいように隠しテープが入っているのは嬉しいですね。
ちなみにバーエンドキャップはボルト式ではなく、押し込み式です。
説明書は英語ですが、イラストでバーテープの取り付け方法が書かれています。
バーテープを触ると
- サラサラ
- もっちりとはいかないまでも堅めのクッション性
となっていました。
3mm厚ですが、思っているより堅めでロングライド+な人向けなのかなと思います。
以前ブルホーンハンドルで使用したリザードスキン、DSP2.5mmが残ってたので比較。
リザードスキンの方が厚は0.5mm薄いにもかかわらず、リザードスキンの方が柔らかくクッション性に優れています。
リザードスキンはねっとり系ですが、個人的にフィジークのサラサラの方が好み。
というよりリザードスキンは使い続けていくとテープのズレより先にクッション部分の禿げがくるんですよね。
で、触ってて分かったのがクッション部分が
- リザードスキンは中央を中心に外側に向けて薄く形成
- フィジークはテープ全体が3mm厚
となっています。多分フィジークは巻いていくとゴワゴワする気がします。
フィジークバーテープを取り付けてみた
それではフィジークを取り付けていきましょう。
まずは古いバーテープを取り外す作業ですね。Rの部分が剥き出しになってみっともない。
ブラケットカバーを上げて、バーエンドキャップを外します。
フィニッシュテープを外してくるくるとテープを外して終わり。
ケーブルを固定するテープがねっちねちだったので、外してガーゼを固定する医療用テープに切り替えました。笑
乾燥しやすいし切りやすいので良いかな〜と。物は試し。
バーテープを巻いていきます。
厚めに巻いていきたいからか、この段階で結構ゴワゴワしてました。
今回は隠しテープを使用して巻いていきます。
上まで巻けました、
思っているより太くなりませんでした。
先端を斜め切りにしてビニールテープで固定してフィニッシュテープをとりつけ、バーエンドキャップを取り付けて完成です。
反対側も取り付けていきます。(この時に巻き方が逆なのを気づいて巻き直しました。)
何回か巻き直しては取り付けて、ようやく完成。
個人的にブラケットカバー先端を少し膨らませておきたいんですよね。手のひらが痛くなりやすいので面積を増やす目的で。
巻いた感想だと
伸び:あまり良くないが耐久性はありそう、生地が硬い
巻き難易度:中くらい、初心者だとシワに注意して巻く必要がある
取り付け後の走行
フィジークのバーテープを取り付けてから、約50km走行してきました。
感想としては、クッション性はあまり実感はなく、握りやすい、という感じです。
特に下ハンドルが握りやすくなり、ガッチリホールドできるようになりました。
純正バーテープの時は摩擦が弱いのかふらついたり、手の位置が決まらなかったですね。
ここは3mm厚が僕の手に合っているのか、位置がすぐに決まりました。
フラットバー部分は正直変わらず、堅めな触り心地です。
まあフラット部分はヒルクライムでよく使うからか薄めに巻いているので、それが影響したのかなと。
ブラケット付近は大きく変わりましたね、ゴムの上に乗せているのにここまで変わるんだ!ってくらい握りガッチリ、手のひらの痛みは軽減しましたね。
振動吸収性はあまりよくわからず。
汗の吸着は微妙、メッシュ状になっているので風で乾きやすい。手に黒い汚れはつく。
まとめ
走った時
- グリップ:程よいグリップ感、リザードスキンほどのグリップはない
- クッション性:あまり感じられず、全体的に堅め。
巻いた時
- 伸び:あまり良くないが硬いので耐久性はありそう
- 巻き難易度:中、初心者はシワに注意
よくも悪くも3mm厚のバーテープという感じでした。
ハイグリップやクッション性を期待すると損はするかも。堅めの3mm厚なのでクッションより厚みが出る、手が大きい人向けのバーテープですね。
リピートするか?と言わればスパカズやリザードスキンより安価に販売されているので、アリですかね。
次はフィジークのクラシック等の他の種類を試してみてもいいかもしれませんね。