自転車、それもロードバイクやクロスバイク、ミニベロといったスポーツバイクならスピードを出して風を切るのが気持ちよく楽しいサイクリングを充実させる事ができます。
それが冬になると風が冷たくて顔が痛くなったり、寒い時期の向かい風は体にこたえます。
その寒さから自転車に乗るのが億劫に感じて冬は乗らない人も少なくありません。
更に雪が積もってしまうとロードバイクやロードバイク 寄りのクロスバイクだとスリックタイヤや溝が浅いタイヤを履いている事もあり、雪の上を走行する事ができません。
冬の自転車は楽しむ前にハードルがあります。しかし、雪さえ降らなければ冬の自転車は楽しみがいっぱいなのです。
自転車を乗れない時も行動一つで充実させられます。
冬の自転車の楽しみ方は魅力いっぱい
寒くてサイクリングしたくない冬の季節ですが、冬は冬なりに自転車の魅力が多いのです。
意外にもロードバイク乗りで冬にロングライドをする人も多く、冬ならではのコンテンツがあると感じられます。
冬の訪れを感じるサイクリング
あなたは冬の訪れをどこで感じますか?
気温が一気に低下した、雪が降り始めた、息を吐くと冷たい、冷たい空を見上げると太陽が綺麗に見える等々様々な変化から冬の訪れを感じるでしょう。
しかし、自転車楽しむなら冬の訪れを感じにサイクリングに出かけるのも魅力的です。
自転車で冬の訪れを感じるなら、落ち葉が代表的です。
落ち葉が彩る独特の哀愁と「秋が終わる」世界観は冬の始まりでしか味わえない楽しみ方です。
よく紅葉狩りに一眼レフを片手に遠出にいく人がメジャーですが、冬の訪れを感じるなら落ち葉がトレンド、落ち葉はその内掃除されてしまうのでまさに冬に始まりかける時期にしか楽しめません。
またロードバイクやクロスバイクでも落ち葉が落ちている時期なら問題なくサイクリングに出かけられる路面コンディションです。
冬の風情が落ち葉にあります。
光が彩る世界、イルミネーション
冬になると綺麗な世界を作り出すように現れるのがイルミネーションです。
イルミネーションといえば都会の街中やビル群の中にある木にイルミネーションされている事が多く、カップルやイルミネーションを見に来る人で賑わいます。
しかしイルミネーションといえど施設や誰も来ない場所でも積極的に取り組んでいて、自転車でゆったりとイルミネーションを楽しむ事ができます。
度胸のある人なら大阪は心斎橋の車道と車道をまたぐイルミネーションを側道を利用してイルミネーションサイクリングを楽しむ人もいて、イルミネーション=冬の自転車の楽しみ方と言えます。
歩いてみるよりまた変わった楽しみ方が感じられます。
季節限定の幻想、ライトアップ
秋後半〜冬に向けて行われる風物詩、ライトアップ。
ライトアップもまた自転車の楽しみ方と言えます。
駐車場のあるライトアップスポットは自転車で行っても楽しむ事ができません。
しかし、近隣の駐車場に閉鎖時間のある神社のライトアップや自然をライトアップした場所など、車では来れない場所のライトアップには自転車が魅力的です。
例でいう所は奈良は談山神社のライトアップです。秋後半〜冬初期までの短い期間ですが臨時駐車場は5時に閉鎖、通常の駐車場は空いているものの山奥の奥なのであまり車は見かけません。
自転車だからこそ楽しめるライトアップスポットです。(かなりのヒルクライムなので体力に自信がある人向け)
寒いからこそ暖かみを感じる、温泉サイクリング旅行
冬の大人気スポットといえば温泉です。
寒くて冷えた体をグッと温めて解放される気分になる温泉は冬こそ楽しめるスポットです。
それを予約しておいた旅館までを自転車でサイクリング、到着したら温泉に入り汗を流して宿泊、帰りは輪行バッグに自転車を
入れて電車で帰宅といったサイクリング旅行が自転車の楽しみ方です。
特にロードバイクやクロスバイク向けとも言える楽しみ方で、猛者は帰りもサイクリングするほどです。
達成感と温泉の満足感が味わえるのも冬の自転車の魅力と言えます。
冬で乗らない時に最適の室内ライフ
自転車を冬ならではのスポット、楽しみ方があるのと同時に冬にロードバイクを乗らないよ!寒くてクロスバイクを動かしたくない人もいるでしょう。
寒いから乗らないのは合理的ですし無理は禁物、でも冬で乗らなくても充実させる事もできます。
体作りを行なって筋肉を衰えさせない
ロードバイク乗りにとってロードバイクを乗らない事は筋肉が衰えることになります。
自転車の筋肉は使われるから維持ができます。1週間乗らずにいきなりロングライドは難しいのです。
筋肉を衰えさせない為にも体作りを行う事で冬でも充実したサイクルライフを行う事ができます。
筋トレのみならず柔軟運動も行うといいでしょう。おすすめは柔軟ストレッチ&体幹トレーニングと筋トレです。
室内保管なら調整、交換で自転車に触れる
ロードバイクや高価なミニベロ、クロスバイクなら盗難対策として室内保管をしている人が多いでしょう。
室内保管ならロードバイクのブレーキ調整やディレイラー調整、パーツの交換を行なって自転車を触れる機会を作りましょう。
沼にハマればハマるほどクロスバイクでもカスタマイズする魅力があります。
あえてパーツを交換してどういったフィーリングなのか?確認するのも冬の自転車の楽しみ方です。
服装を揃えにいく、買いに行く
自転車は乗るだけではありません。
ロードバイク乗りならシーズンに合わせたサイクルジャージやパンツ、クロスバイクでもおしゃれな服を取り揃えてカジュアルに乗る人と様々です。
冬に自転車に乗らないなら、服を買いに行くチャンスです。
冬に買いに行く=秋の洋服が安くなっている、歳末セールが始まっていることもあり安い値段でサイクル ジャージやカジュアルな服が手に入る事があります。
中にはモデルチェンジで型落ちしたビンディングシューズやヘルメットが割引されていたり、ワゴンセールで激安になっている飲料品もあるので取り揃えるチャンスと言えます。
設備を整えてレッツ室内サイクリング!
外に出なくてもサイクリングを行う事ができます。
それがローラー台です。ローラー台は上に自転車をおいて乗る事でエアロバイクと同じようにローラーが回転して走っている状態を作り出す事ができます。
3本ローラーが一番メジャーで、3本ローラー&ZWIFTという仮想サイクリングアプリを活用する事で室内でもサイクリングをしているような体験を行う事ができます。
外に出たくないけど自転車に乗りたい!人はエアロバイクやローラー台などの設備を整えて室内サイクリングを実現しましょう。
ミノウラ(MINOURA) 3本ローラー モッズローラー 折りたたみ式 乗降用ステップ付き
冬は観光スポットでサイクリングがおすすめ
何もサイクリングを無理して行う事は間違った楽しみ方ですし体調を悪くしてしまうかもしれません。
冬は観光スポットの中をレンタサイクルを利用してサイクリングするのが一番自転車を楽しむ方法と言えます。
自前でロードバイクやクロスバイクを用意するのもいいでしょう。レンタサイクルは場所によっては電動クロスバイクからポタリングにちょうどいい自転車までレンタルできます。
冬の自転車を満喫するためのスポットを知る事が大事です。
草津温泉で温泉にサイクリング
日本は群馬県にある日本を代表する温泉、草津温泉。
実は草津温泉は高原地域にサイクリングロードがあります。
ベルツの森からスクリバの森を走れるサイクリングロードで徒歩はもちろん、バードウォッチングや森林浴を楽しむ事ができます。
高原地域なので雪が降る可能性がありますが、走行できないなら草津温泉を満喫するプランを立てる事ができます。
草津温泉、湯畑の宿ではレンタサイクルも行われています。
奈良公園で世界遺産をサイクリング
奈良県は文化財スポット、奈良公園です。
春夏秋冬問わず人気のスポットで、冬には冬花火と呼ばれている瑠璃絵やイベントが多いのも魅力の一つです。
奈良公園の他に東大寺、春日大社、興福寺等代表的な神社はもちろんのこと、なんといっても鹿をまじまじと見れるのは奈良公園だけです。
ホテルがレンタサイクルしている事もあり、歴史を感じながらサイクリングを楽しむ事ができます。
時間があるなら奈良サイクリングロードで唐招提寺から薬師寺なども見る事ができます。
指宿温泉周辺でサイクリング
鹿児島は指宿温泉周辺をサイクリングするのも冬ならではでしょう。
南に位置する鹿児島は冬でも本州より高め、指宿温泉を中心として池田湖、玉手箱温泉と長めのサイクリングが楽しめます。
池田湖といえば時代は昭和、ゴジラ・モスラ・キングギドラ大怪獣総攻撃という映画の舞台としても有名です。
こちらもレンタサイクルがあり楽天トラベルにて子供と楽しめるふれあいプログラムも実施しています。