冬の自転車の雪道は危険?700Cでも履けるおすすめのスノータイヤ、スパイクタイヤ

冬になると雪が積もる場所も少なくありません。

地域によっては数センチ積もって車も走行不可能になる事もあります。

その中で自転車が雪道を走るとどうなるのか?意外と知らない人の方が多いです。

「手軽さがあるから乗れるんじゃない?」と考えている人もいるはずです。



自転車で雪道は危険なの?

 

結論は、大変危険です。

それも事故が起きるレベルに危険です。

昨今の自転車の進歩でロードバイクからクロスバイクも原付とあまり変わらないほどのスピードを出せる様になりました。

時速30キロの原付が雪の道を走ると滑ります。それが自転車でも言えることになります。

ブレーキが雪に詰まる

クロスバイクのVブレーキやディスクブレーキならあまり雪が詰まる事がない(ブレーキの空間が大きい)が、ロードバイクやママチャリに使われているキャリパーブレーキで雪道を走るとブレーキに雪が詰まります。

雪がつまったキャリパーブレーキはレバーを引いても反応しません。というより固すぎてレバーを引く事ができません。

ということはブレーキが効かない状態の自転車になり大変危険な状態になります。

 

シクロクロスやグラベルロードといったオフロードも走れるロードバイクのラインナップはディスクブレーキが主流になり始めた通り、オフロードではキャリパーブレーキはリスクが高いのです。

タイヤの溝の意味が全くない

シーズンタイヤを履いているママチャリやクロスバイク、ロードバイクが雪の道を走ると全くグリップしません。

雪道を走るならスパイクタイヤかグラベルタイヤを履かないとグリップせずに転倒してしまう可能性があります。

自転車からスリップで転倒を僕は経験した事がありますが、手足は擦り傷ができますし何より頭を打って脳震盪を起こしたまま家に帰りました。

脳震盪が起きると最悪しに至ります。となると雪道をシーズンタイヤで走るのは非常に危険なのです。

タイヤロックの危険性

ブレーキに雪が詰まると同時にママチャリならフェンダー内に雪が混入、ロードバイクならキャリパーブレーキのキャパシティーが超えて雪が固くなってタイヤすらロックしてしまう危険性があります。

特にママチャリのフェンダーは狭いです。すぐに詰まってしまうので雪道を走れない様なものです。

 

ロードバイクならディレイラーにも雪がつまったり、グリス類の部品が痛む事もあるので雪道を走るのはおすすめできません。



雪用タイヤ、スパイクタイヤに履き替えるべきか?

積雪の中をどうしても走らないといけない場合は雪用タイヤおよびスパイクタイヤに履き替えていいでしょう。

スパイクタイヤはある意味自転車の特権で、自動車等がスパイクタイヤを使うと雪でもない時に使用すれば道路交通法違反となりますが、自転車は対象から除外されています。

積雪の中を走りたいならスパイクタイヤ

積雪の中をサイクリングしたいならスパイクタイヤに履き替えてもいいでしょう。オフロードとはまた違う面白さがあります。

注意したいのがタイヤサイズで、ロードバイクにスパイクタイヤを履かせようとしてもロードバイクは基本23-25Cほどのタイヤしか入らない為、履けるタイヤがありません。

 

ママチャリならスパイクタイヤはスノータイヤが販売されていますが、積雪の中をママチャリを走らせる人が滅多にいないのであまり必要ではないでしょう。

つまり積雪を走るならファットバイクやマウンテンバイクとなります。

クロスバイクも積雪の走行を可能?!

ロードバイクだとタイヤがはいりませんが、実はクロスバイクならスノータイヤを履いて積雪のオフロードを楽しむ事ができます。

クロスバイクのタイプによって変わりますが、元々32Cなどが純正に履いているクロスバイクはキャパシティーが大きく35Cまでなら対応できるクロスバイクがあります。

 

僕がいつもサイクリングに使っているEscape RX3でも35Cは入ります。



おすすめのスノータイヤ

クロスバイクでも履けて雪道を走れるスノータイヤをざっと紹介します。

26インチなどのシティーサイクル車にも履けるスノータイヤも紹介するので参考にしてもらえれば幸いです。

ミシュラン Star Grip(スターグリップ)700C

michelin ミシュラン 自転車 ホイール—タイヤ タイヤ michelin stargrip-flanco-reflector-700x35c

クロスバイクサイズの700Cのスノータイヤ、ミシュランスターグリップ。

タイヤ幅が35C、40Cの2種類があり、クロスバイクなら35cを履く事が可能です。

対応サイズが700cのみなのでクロスバイクでスノータイヤを履いて雪道を走るならこのタイヤでしょう。

  • 対応サイズ:700C×35c,700C×40c

IRC ささら

iRCのささら、シティーサイクル用のスノータイヤとなります。

シティーサイクル用という事で値段も安く気軽にスノータイヤを導入できるのがポイント。

シティーサイクル用の26,27のホイールを履いている安価なクロスバイクなら装備可能、700Cには使えません。

  • 対応サイズ:26/27インチ

おすすめのスパイクタイヤ

積雪を楽しく走るためにもスパイクタイヤも検討しておきましょう。

スノータイヤより使いにくいですが、積雪の中をサイクリングするならスパイクタイヤで決まり。

シュワルベ マラソンウィンター

マラソンウィンター シュワルベ 29×2.00 50-622

タイヤで有名なシュワルベのスパイクタイヤ、マラソンウィンター。

販売されている対応サイズは幅広く700C はもちろんラインナップに入っています。

スパイクはタングステンカーバイド、ピン数は

  • 20X1.60 ・ 168ピン ・ 675g
  • 26X1.75 ・ 200ピン ・ 1025g(1本/カタログ値)
  • 26X2.00 ・ 200ピン ・ 1150g1本/カタログ値)
  • 700X35C ・ 240ピン ・ 920g1本/カタログ値)

となっています。

シュワルベ マラソンウィンタープラス

 

シュワルベマラソンウィンターの後継モデル。

パンク性の向上、シュワルベの中でも最大レベルのベルトを採用しました。

ラインナップの見直しが行われていて、700cはもちろん折りたたみ、ミニベロサイズの20インチもラインナップに加えられています。

対応サイズ

  • 20 x 1.60
  • 20 x 2.15
  • 26 x 1.75
  • 26 x 2.00
  • 28 x 1.35,
  • 700x35C
  • 700x40C

(まとめ)クロスバイクでも積雪は楽しめる

ノーマルタイヤでの雪の危険性とクロスバイクでも履けるスノータイヤ、スパイクタイヤを紹介しました。

雪が降る地域だと雪=移動手段がなくなるイメージですが、スノータイヤやスパイクタイヤを履かせる事でむしろ面白い移動になります。

ロードバイクには難しいが、もともとマウンテンバイク用のタイヤを履いているグラベルロードなら積雪でも対応できるのでスノータイヤ、スパイクタイヤを履いてサイクリングとは違うスノーオフロードを楽しんでみましょう。