クロスバイクを購入する際「続けられるかどうか?」不安になる方も少なくないでしょう。
クロスバイク自体安い買い物ではありませんし、何かをきっかけに乗らなくなってしまう、飽きてしまう事もあります。
実際に僕は一度飽きました。(現在はちょっとずつ再開中)
クロスバイクというスポーツバイクの中では敷居の低い乗り物ですが、なぜ飽きてしまうのか?
今回は飽きる原因と実際に飽きた時の理由、そして飽きずに続ける方法をお伝えします。
クロスバイクを飽きてしまう原因
実際に僕がその理由で飽きてしまったのが“趣味””痩せる、ダイエット目的”でしか乗っていなかった事です。
街乗り、通勤通学で使われやすいクロスバイク、しかし趣味で購入する人も少なくないでしょう。
趣味で毎日乗るならまだしも、1ヶ月のうちに乗る回数が少ないと空気圧の管理やライトの充電具合等乗り始める前の手間が多く面倒になりがちです。
その手間+ダイエット目的でクロスバイクを始めてしまったのが飽きた原因。
習慣化されていない事で痩せる、趣味で気分転換できるっていう期待値高めでサイクリングするんですから、手間面で億劫になりましたね。
結局趣味で気分転換、ダイエット目的をクロスバイクでなくても達成できるやり方を模索し始め、
ウォーキング、ジョギングが習慣化できるので余計にクロスバイクに乗らなくなってしまいましたね。
2:購入段階の圧倒的な下調べ不足
スポーツバイクを購入する段階で下調べせずに自転車屋に行き
- ロードバイクかクロスバイクかで悩んでいる
- ロードバイクが良いけどあのピチピチの服が嫌だからラフなクロスバイクかな
とどっちか悩んで買う事は、そこから飽きる前兆があるわけです。
クロスバイクはロードバイクにはなれませんし、その反対もしかり。
どんな遊び方を想定しているのか?もクロスバイクとロードバイクで対応力も違います。
クロスバイクを購入して数年くらいが経ちますが、あの時にスポーツバイクを購入するなら何?と言われたら僕はMTBかグラベルロードを選んでましたね。
それくらい自転車の種類で遊び方が大幅に変わり、下調べしていないと自分が思っていた事と違いが生まれて飽きてしまう可能性があるわけです。
3:沼ハマりと準備時間の長時間化は紙一重で飽きる要因に
自転車に興味を持つ事は、飽きずに続ける方法の一つとなります。
しかし、クロスバイクでサイクリングをより楽しむためにカスタマイズにハマってしまう事で、飽きるレベルが格段に上がると思うんですよね。
実際に僕が乗っているEscape RX3は
- クランク交換
- ブレーキバージョンアップ
- カーボンフォーク化
- カーボンシートポスト化
- ブルホーン化
- SPDペダル化
- 23C化
とカスタマイズしてきましたが、沼ハマりすればするほどサイクリングを始める前の準備時間が長時間化するなと感じます。
どれぐらい準備がいるか?というと
- 前日にライトの充電
- 空気圧のチェック
- 室内保管なので外に出す作業
- 作ったVAAMウォーターをボトルに入れる
- サイクルジャージに着替える
大体10-20分はかかります。長時間化しすぎ。
準備が長時間化すれば、自ずと面倒になるんですね。
そこから飽きた、サイクリングする気にならないきっかけになりました。沼ハマりはダメ。
4:サイクリングでスポットに行きつくしてしまうと飽きる
クロスバイクのサイクリングって、ロードバイクのように本格的なサイクリングではなく大抵の人が”自宅から行ける距離のスポットを走る”と思います。
クロスバイクで輪行をしている人の方が稀でしょう。
僕が最長で走れる距離は休憩なしで80kmくらいです。
趣味でクロスバイクを乗りながらも、介護もしているのでデイサービスの5時間以内に帰ってこないといけないからですね。
必然的に自宅から行ける距離のスポットを楽しんでいたわけですが、行き尽くした感が出てきた時に「今日はどこに行こ?」と目標意識が低くなり、「今日はいいや….」ってなるわけです。
この80kmだと片道40kmまでのスポットで探さないといけません。
いき尽くした感が出ると趣味用途だと飽きやすい。サイクリング仲間がいないと余計に。
5:メンテナンス、出費面で飽きることも
クロスバイクといえど、タイヤやチューブ、ブレーキパッドやチェーンといった消耗品を交換する時期がきます。
そのタイミングで飽きてしまう場合もあるわけです。
実際にタイヤの寿命が近づいた時に
- サイクリング中にパンクしたらだるいなぁ
- 寿命でバーストしても困るよなぁ
- そもそもスリップしないのか?
と色々考えて乗る機会を減らしてました。
出費もできるだけ抑えたい事から、タイヤ交換のチャンスを逃してそのまま乗らなくなってしまった事が実際にありましたね。
そうなるとメンテナンスも億劫になりがち。
一番面倒なメンテナンスがホイールの振れ取り、意味がわからないと余計にスポークが振れますし慣れないうちはやってもらう事が多くなります。
クロスバイクを飽きずに続ける方法
クロスバイクを飽きずに続ける方法は、飽きてしまう理由の逆を行う事ですよね。
つまり、日常の中でクロスバイクに乗る機会を作る事です。
通勤通学にクロスバイクに乗る、日頃の買い出しにクロスバイクで移動する、車や交通機関に変わりクロスバイクに乗る事で習慣化し続ける事ができます。
これも実際に僕が今行っている事で、スーパーやコンビニに行く時に室内保管しているクロスバイクをわざわざ出して乗っています。
習慣化できなくても、乗る機会を作る事が続ける方法と言えます。
意外と車で買い出しに行くよりクロスバイクの方が早く帰ってこれたりするものなんですよね。
サイクリング仲間を作る
自転車仲間を作る事は、一種のモチベーションを維持するきっかけになります。
飽きる理由のほとんどに言える事が、ストイックに1人で走り続けている事です。
僕は80kmの距離を休憩なしで走っているわけですから、普通のサイクリストと比べてストイックと言えるでしょう。
辛い仕事を乗り越えるきっかけに家族や恋人の存在がある、という感じでクロスバイクに乗る機会を仲間によって増やしてもらった方が続けやすい。
喫茶巡りのポタリングやスポットまでのロングライド等々、どんな理由であれ仲間を作れば乗るきっかけが増えて続けられます。
問題は誘われる側の人間なのか、自分が誘う側で誘う仲間のノリが悪いかで結局1人でストイックに戻る場合もありますが。
乗りたい理由を作る
クロスバイクを飽きる理由の一つに乗れない理由ができるからです。
- スポットをいき尽くしたから辞めておこう
- 始めるまでの準備が面倒
- ウォーキングで十分
- メンテナンスしないと乗れない
完全に乗れない理由がきっかけで飽きる、乗る機会が減ってますよね。
そうではなく乗りたい理由を作る事が大事です。
例えばサイクリング、行き尽くした感が出ているなら雨の日に地域情報雑誌に目を通して「こんなお店があるのか」と発見したり、季節で姿の変わるスポットに興味を持ったりと「じゃあ乗って行こうかな」というきっかけ作りが大切です。
実際にクロスバイクにハマっていた時、観光などに困ったらGiant Storeに足を運び、無料の情報雑誌をもらったり目を通してモチベーションを高めていました。
クロスバイクに前向きに乗りたい理由を作る事が続ける方法です。
個人的におすすめは神社巡りですね。小さい神社、マイナーな神社でもご利益がありそうなので行ってみよう、となります。
まとめ
個人的に飽きる原因は、クロスバイクにハマる事で装備を充実させる=準備に時間がかかるのが一番かなと思います。
で、自分では理解していないメンテナンスに陥ると面倒になります。
僕は原付、車はエンジンチューンをした事があったりと色々カスタマイズする沼人間ですが、ホイールの振れ取りはマジで覚えられないですね…。
正直少し肩の荷が重たかったのかなと思います。
クロスバイクに対する熱意が強かったというか、一回のサイクリングに期待値を高めすぎたのかなと。
休憩なしでほとんどのスポットをいく事から、時間に追われてた気もしますし到着してもゆっくりできない、張り詰めた緊張感があったと思います。
今は飽きないように肩の荷を下ろすように日常に取り入れて乗っていますね。
趣味オンリーでやるのは続かない、が結論です。