ロードバイク 、クロスバイクのタイヤの寿命はどれくらい?交換時期はいつ?

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消耗品はロードバイク、クロスバイクを乗っていると必ず交換時期がくる物です。

その中でもパンク、バーストせずにトラブルなく乗っていると「どれくらいが交換時期?」と思うのがタイヤです。

僕はクロスバイクを乗っていて純正のタイヤのトラブルで一度タイヤ交換しています。

クロスバイクのタイヤを23cに交換した感想

 

しかしトラブルで交換しただけで、寿命で交換しているわけではありません。

そこで現在交換したタイヤの走行距離がおおよそ数千キロ走ったので寿命がどれぐらいで来るか?お伝えします。

目次

自転車の使い方概要

まず、僕はいつもRunsticのroadbikeを使用して距離を計測しています。

タイヤを交換した時は大体1000kmくらいだったので、今履いているタイヤが4000kmだと過程します。

なお、

  • 保管は室内保管
  • 使用用途は休日のロングライド
  • 舗装路、走れる場所なら未舗装路

という使い方です。

それでクロスバイクのタイヤの状態をみて寿命かどうか見ていきましょう。

自転車のタイヤの交換時期の確認方法

実はタイヤには寿命の目安となるスリップサインと呼ばれるものがあります。

あなたの自転車のタイヤの路面に当たる面に点のくぼみの様なものがありませんか?これがスリップサインとして役割と持っていてこのスリップサインがなくなれば交換時期となります。

 

といっても

  • タイヤのメーカーによる誤差
  • 運転手の体重
  • 走る路面の状況

と環境によって個人差があり、一概に「数千キロで交換した方がいい」というものがありません。

スリップサインを一つの目安として確認する事が寿命を見極めていく事になります。

リヤタイヤの減り方で判断する

クロスバイクやロードバイクは自動車の様に前後で減り方が違います。クロスバイクとロードバイクでも体の重量配分が違うので減り方が変わります。

こちらはフロントタイヤです。4000km使用ですが少し乾燥で硬くなっていますが扁平が薄いのでまだ使えそうです。

先ほどのスリップサインの画像もフロントタイヤです。クロスバイクなのでフロントの減りはあまり見受けられません。

これはリアタイヤです。非常に減って路面に当たる部分がフラットを描いています。

スリップサインも後0.1mm単位でしか見られませんでした。これはあと数km走ると交換となります。

この様に前後の減り方が非常に異なってきます。基本的に「リアタイヤのスリップサインがなくなった」段階で交換する事を心掛けましょう。

ローテーションは行わない

自動車の様に「フロントタイヤがすり減ってきたからリアタイヤをフロントにローテーションして使おう」というのは自転車では通用しません。

フロントタイヤがあまり減らなく、リアタイヤのスリップサインがなくなったからといってローテーションして使ってはいけません。

自転車にとってフロントのグリップは命です。

リアタイヤがグリップがなくなってもそこから急激なスリップを起こす事はありません。よっぽど運悪く雨の日のマンホールにリアタイヤだけ踏んだら別ですが。

しかしフロントタイヤのグリップがなくなると、なんともない舗装路でスリップします。これが非常に危険です。

フロントタイヤのスリップは頭部を地面に叩きつけるパターンが多いのです。

 

リアタイヤの場合は上半身で、ちょっと息ができない…..となるくらいで大事に至る事はないですがフロントタイヤのスリップは最悪死亡事故に繋がります。

よって「節約できる」と思ってローテーションしない様にしましょう。

スリップサイン以外の寿命の確認方法

クロスバイク、ロードバイクのタイヤの交換時期、寿命はスリップサインだけではありません。

様々な環境や走り方でスリップサイン以外の事が寿命、交換時期になることもあります。

傷やヒビ

今履いているリアタイヤに画像の様に線上の傷がありました。

道路の状況によってはガラス片や荒れたアスファルトがあり、様々な要因によってタイヤに傷がついてしまいます。

画像の傷は浅く、ほぼついているだけの状態なので傷が原因でパンクをする前にスリップサインの寿命が来ると思います。

 

しかし

  • 傷が深い
  • サイド(側面)の傷、サイドカット
  • 明らかな亀裂

になると新品同様のタイヤでもいずれパンクする可能性が非常に高いので交換しましょう。

クロスバイクやロードバイクは細いタイヤを履いていることもあり路面状況に繊細です。傷やヒビのチェックはしておいた方がいいでしょう。

長時間乗らない、気温差

タイヤはゴムです。長時間使用しない事で紫外線や雨風、そして気温で硬化が始まります。

硬くなったゴムは柔軟性を保つ事ができず、自然にブロック状にヒビが入ったり、ゴツゴツとした触り心地になります。

 

日本では春夏秋冬あります。暑い時期寒い時期雨が降る日太陽が強い日があります。

放置していくとどんどん硬くなります。大体1~2年を目安に放置するとタイヤがグリップしないくらい硬くなり寿命となります。

 

放置していなくても通勤通学で雨の日でも乗る自転車のタイヤは硬化するスパンが早くなります。

水やクロスバイクから出る油分が自然とついてしまうので仕方ないといえば仕方ないです。

クロスバイク、ロードバイクのタイヤの寿命を延ばすには?

クロスバイクやロードバイクのタイヤの寿命、交換時期の確認方法はわかったわけだが一番思うのは「寿命を延ばす方法はないのか?」です。

室内保管する

野外保管をせずに室内保管をする事で雨や風、紫外線に当たる機会を減らす事ができるのでタイヤの寿命を延ばす事ができます。

室内保管する=タイヤを綺麗に拭く習慣もつける事ができるので、ヒビや傷の発見を早める事もできます。

室内保管は出し入れの手間以外を考えれば良いことが多いのです。

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リスクのある路面を避ける

サイクリングしている人によっては知らず知らずのうちにリスクのある路面を走っていて傷をつけてしまっている事があります。

リスクがある路面は気を使って避ける事でタイヤに傷がつく確率を減らす事ができます。

代表的なのが路肩です。路肩は車道の中でも汚い場所でありガラス片や割れたビンの破片、釘等傷やパンクリスクがある物が沢山落ちています。

そしてそこを知らず知らず走っている人は、すり抜けを自然に行なっている事になります。

車道の路肩を走る場合はそこに常に走ることはないですが、信号待ちのすり抜けの時に活用する場所です。

できればすり抜けを避けて舗装された道を走る事で傷、パンクリスクを下げる事ができます。

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まとめ

  • スリップサインが寿命、交換時期の目安
  • ケチってローテーションはしない
  • 傷やヒビの度合いで交換時期を判断する
  • タイヤの硬化具合も視野に入れる

事がクロスバイク、ロードバイクのタイヤの交換時期、寿命を確認する方法です。

そして

  • できれば室内保管にする
  • 路肩は避ける

事がタイヤの硬化、傷、パンクリスクを避ける方法です。

ケチってギリギリまで走っているとワイヤーが出てきたり、先にチューブの寿命がきてバーストしてサイクリング中に帰れない….なんて事もあるので寿命がきたら必ず交換しましょう。

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