自転車の各パーツ交換時期はどれくらい?コンポーネントの交換時期の目安

自転車には様々なパーツが取り付けられています。

MTB,クロスバイクやロードバイクならパーツにグレードがあり、それをコンポーネントと呼んだりします。

 

基本的にパーツは消耗品扱いとなり、経年劣化から走行距離に合わせて交換しないといけません。

そこで各パーツの交換時期はどれぐらいからになるのか?交換時期の目安をお伝えします。


タイヤ回りの交換時期

クロスバイクやロードバイクを乗っているなら最も交換作業を行うタイヤの交換。

 

ここではタイヤからチューブ、そして走行している自転車を止めるブレーキパッドからブレーキシステムといったタイヤ回りに関連する交換時期をみていきましょう。

タイヤの交換時期

タイヤの交換目安はおおよそ1年と言われています。

これは1年通して走行した時にちょうどタイヤのすり減り方がスリップラインまで到達してしまう事と、あまり自転車に乗らない人でも屋外で保管していれば春夏秋冬による気温や湿度の変化による経年劣化が1年通して硬化して交換しないといけない状況に陥るからです。

 

ロードバイクを趣味に使っているなら室内保管にしている人も多く、室内保管の場合は走行距離で交換時期がきます。

走行距離による交換時期は3000-5000kmと言われています。

交換するときのチェックポイント

  • タイヤがヒビや割れで硬化していないか
  • すり減ってスリップサインが出ていないか
  • 走行中に出たガラス等による傷が深くないか

ママチャリなら自転車屋さんにタイヤ交換をお願いすれば前輪なら前輪だけ、後輪なら後輪だけと違うメーカーでもグリップに問題はありません。

クロスバイクやロードバイクの場合は交換時期の見極めはリアタイヤで行いましょう。基本的に体重が乗るリアタイヤがスリップラインが出ている、傷が多いなら交換しましょう。

ローテーションはNG

フロントタイヤが減っていないという理由からクロスバイクやロードバイクのタイヤをフロントからリアにローテーションするのは絶対NGです。

リアタイヤが滑ってもある程度体で調整できますがフロントタイヤは無理です。最悪死亡事故に繋がるのでローテーションはNG.

チューブの交換時期

タイヤより交換頻度が高くなるチューブ。

タイヤに覆われているので交換するポイントが難しいですが、空気がいつもよりすぐ抜けてしまう、1-2回パンクしていてパンク修理している場合は新品のチューブに交換しましょう。

 

ママチャリのチューブなら1000円ほどで交換してもらえるので非常に安い。クロスバイクやロードバイクなら自分で交換すれば安くできます。

寿命で言えばパンクなどなしでタイヤと同じ1年です。

交換するときのチェックポイント

  • いつもより空気が抜ける
  • 空気が抜けるスピードが上がった(日数)
  • パンクしやすくなった
  • パンク修理を数回行っている

ロードバイクなら予備を持ち歩くことでトラブルを防止できます。

ブレーキシュー、ブレーキパッドの交換時期

いつの間にか磨耗しているブレーキシューは定期的な点検が必要です。

ブレーキシューは音鳴り防止の為にトーインに合わせている場合が多く、稀に偏磨耗することがあります。

偏磨耗している場合、削ってもブロックが残るか?スリップラインまで削らずに大丈夫か?確認してヤスリ等で削ってみましょう。(ない場合は無理やりでやらない方がいいですがアスファルトでも可能)

 

ブレーキシューはメーカーやグレードによって走行距離の磨耗性が変わりますが、大まかにロードおよびMTBコンポーネントはスリップラインが出始めるのが8000km-10000kmです。グレードが安いと耐久性は低めです。(ママチャリで3000kmから少し様子見した方が良さげ)

交換するときのチェックポイント

  • 走行距離はどれぐらいか
  • 偏磨耗していないか
  • スリップライン(ブロックがなくなる)が出ているか

心理的にフロントブレーキを使用することが多いので交換はフロントブレーキで時期を決めましょう。

リアブレーキがまだ磨耗していない場合フロントブレーキのみ交換でもOK。

ブレーキ本体の交換時期

通常滅多に交換することがないですが、走行距離が伸びていけば自ずと経年劣化が始まります。

キャリパーブレーキやVブレーキの場合スプリングが使われています。このスプリングが水や砂利の影響で劣化して弱くなることがあります。

弱くなると戻りは悪くなったり、渋くなって戻らなくなります。

そうなると交換時期となります。

交換するときのチェックポイント

  • 戻りが渋くないか(ワイヤーで戻っていないか)
  • 歪んでいないか
  • スプリング等の駆動部分がサビていないか

コンポーネント グレードによって変わります。大体2万キロ〜定期点検するのが吉。


ワイヤー類の交換時期

変速から減速まで担うブレーキワイヤーとシフトワイヤーの交換時期ですね。

ブレーキ、シフトワイヤー

頻度高めで交換するパーツではないですが、命を預けるパーツでもあるので点検で交換時期を見極めましょう。

多くの場合はワイヤーのほつれやちぎれ、シフトチェンジが重くなった(ワイヤーに力がない感じ)、ブレーキが軽くなった、といった前兆があれば交換しましょう。

 

屋外保管ならワイヤーのサビや雨により渋くなる可能性があるので1年に一回は交換したいパーツです。(屋内の場合は2年に1回くらい)

交換するときのチェックポイント

  • ほつれている
  • 曲がったり折れている
  • シフトチェンジ、ブレーキでワイヤーに力がないフィーリングになった

クロスバイクやロードバイクならブレーキシューの交換の時に一緒に交換してしまうのが精神衛生上いいでしょう。


変速機能の交換時期

多くのスポーツバイクに使われている

  • リアディレイラー
  • フロントディレイラー
  • スプロケット

といった変速機能の交換時期です。

フロント、リアディレイラー

クロスバイクならトレッキングコンポーネント、ロードならロード用、MTBならMTB用と様々なコンポーネントとグレードのディレイラーが存在します。

一括りに交換時期は言えませんが、基本的に寿命より事故や立ちごけ、自転車が倒れたことによるダメージが交換時期に繋がるようになります。

 

寿命の場合メンテナンス次第で延命できますが、下位グレードなら2万~3万キロ、上位グレードなら4万~5万キロで定期的な様子をみましょう。

交換する時のチェックポイント

  • 変速機が歪んでいる、曲がっていないか
  • 使われているスプリングが弱くなって変速が重くなった、変速しにくくなった
  • 動きが渋くなった、プーリーが硬い、ガタがきていないか

ディレイラーは滅多に交換するようなパーツではありません。ほとんどの場合コンポーネントのアップグレードの時に使わなくなるパターンが多いでしょう。

スプロケットの交換時期

クロスバイクやロードバイク、MTB等のスプロケットもほとんどの場合交換時期がくる事がありません。

乗り方で磨耗が非常に変わり、ガシガシシフトチェンジしながらトルクフルな走り方をすればスプロケットの歯が削れてきます。

交換するときのチェックポイント

  • チェーンがたまに落ちる、違う歯に入る
  • シフトチェンジで乗りにくくなった
  • 歯欠けによるチェーンがワンクッション遅れる

あまり交換時期がくるパーツではないですが、チェックする項目の症状が現れたら様子をみて刃の状態を確認しましょう。

チェーン、クランクの交換時期

自転車の必要な部分

  • チェーン
  • クランク
  • ペダル

の交換時期ですね。

チェーンの交換時期

チェーンの汚れはメンテナンス状況の表れと言えます。

チェーンは距離を走れば走るほど伸びたり劣化が始まります。チェーンの洗浄、注油をすることは長く持たせるためとクランクやスプロケットの劣化も抑える働きがあります。

 

チェーンにヒビがあったり動きに違和感がある、といった時に交換しましょう。

ママチャリならチェーンの種類にあまり気にすることはないですがMTB、クロスバイク、ロードバイク等の変速機能が多いスポーツバイクの場合対応するチェーンが必要となります。

交換する時のチェックポイント

  • 違和感がある
  • 伸びて歯飛びするようになった
  • ギアの噛み合わせが合わなくなった

大体2年も使っていれば伸びてくるのでブレーキ、シフトワイヤーと一緒に交換してしまうのがいいでしょう。

クランクの交換時期

クランクは自転車の心臓となるパーツです。足から体重が乗っかるパーツのため頑丈に作られていて交換時期は滅多にくる事がありません。

とは言えクランクの交換時期よりクランクに取り付けられているギアが歯飛びする事があり、ギアのみ交換する場合もあります。

 

フロントディレイラーのグレードによって歯が欠ける度合いが変わります。スムーズなシフトチェンジができないディレイラーなら歯が飛びやすい。

クランク自体は滅多に交換しない、コンポーネントのアップグレードで買い替える事が多く、ギアの歯欠けはコンポーネントのグレードによるが大体3万キロくらいから確認したいところです。

ペダルの交換時期

ペダルも消耗品です。値段の安いものだとすぐに壊れてしまいます。

ママチャリに付けられているペダルは元々めちゃくちゃ回るペダルで、交換する前に自転車の買い替え時期がくるでしょう。

クロスバイクやMTB、ロードバイクといった力をいれてペダルをペダリングする事があるスポーツバイクは、安いペダルはガタが出やすいです。

 

交換時期よりも寿命がきたら交換する感じです。

交換する時のチェックポイント

  • 異音、違和感がある
  • ベアリングの回りが感じられなくなった
  • グリスがなくなった感覚がある

高いペダルならメンテナンスでグリスアップ、補修部品で直す事ができます。バラせないペダルは交換となります。

最後に

自転車のパーツおよびコンポーネントの交換時期をお伝えしました。

これ以外にホイールのハブベアリングやクランクを支えるBBなどもありますが、そこから異音がする場合ベアリングならグリスアップで直してしまいますしBBならどうせならクランクごと交換(コンポーネントのアップグレード)してしまう方が多いと思います。

 

自分自身でメンテナンスする人なら気に食わない時にBBの交換、ハブベアリングのグリスアップも行うのでこれといって交換時期はないと言えます。

目安として参考にしてパーツを確認してみてください。