「自転車が欲しいけど、クロスバイクとロードバイクで何が違うのか?買うならどっちがいいのか?」悩んでいませんか?
スポーツバイクは買ってから不満が出たり、思っている事と違う部分が見えてきて買って後悔する人も少なくありません。
想像だけで買ってしまうのは損します。
クロスバイク、ロードバイク買うならどちらを買った方がいいか?選び方をお伝えします。
スポーツバイクは選び方を間違えると後悔する
選び方の前にスポーツバイクを選び間違えると絶対後悔します。
それはクロスバイクがロードバイクになることはできませんし、ロードバイクがクロスバイクになる事も出来ないからです。
クロスバイクに得意な面があれば不得意な面もあり、それはロードバイクでも言える事なのです。
例えばクロスバイクで35キロ巡行をしようとするとフレームのジオメトリーの関係で非常に疲れますが、ロードバイクの場合クロスバイクと同じ体力でも簡単に35キロ巡行を可能になります。
反対にロードバイクで砂利道を走ろうとするとバランスを崩すリスクがあるが、クロスバイクは問題なく走行する事が出来ます。
ロードバイクにメリットがあればクロスバイクにデメリットもある事になり、必要な環境にマッチングする方を選ばないと後悔することになるのです。
クロスバイク、ロードバイクどちらも安い買い物ではありません。どちらを買うかはしっかりと考えるべきです。
クロスバイク、ロードバイクの選び方はこれで決まり
クロスバイク、ロードバイクのどちらを買うかの選び方は
- 日常か趣味か
- 平均使用距離
- 使用頻度
です。この項目の中でどちらを買うべきか検討するといいでしょう。
日常か趣味か
日常的に、通勤通学や出かける時に使用する場合と趣味的に休日サイクリングに出かける時やロングライド、ポタリングといった趣味性の高い方で使う場合で考えてみましょう。
例えば通勤通学で想定されるケースでいえば雨の日です。ロードバイクおよびクロスバイクは泥よけやチェーンカバーを標準装備していません。
そういったアタッチメントを増設する時に圧倒的にポテンシャルがあるのはクロスバイクです。もともとクロスバイクは街乗りを想定したスポーツバイクなので日常的に使用する用途なら相性を合わせやすいのです。
ロードバイクでも泥よけなどがつけられますが、ダサすぎてみてられません。雨対策は必要となります。
基本的に
日常使用=クロスバイク
趣味=ロードバイク
となります。
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平均使用距離
ロードバイク、クロスバイクを購入する上で基本どれぐらいの距離を走行数するのか、平均距離で選びましょう。
平均移動距離が長ければ長いほどロードバイクの方がスピードを出してクロスバイクより早く目的地に到着する事が出来ます。
反面短い距離でしか使わないならロードバイクを持っていても持ち腐れです。クロスバイクの手軽さの方が圧倒的に使いやすいです。
あなたがどれくらいの用途でクロスバイク、ロードバイクを使用するか検討しましょう。
使用頻度
例えば通勤通学で毎日使う事を想定してるのか、あまり使わずパッとした時の使用を想定してる等、使用頻度でもロードバイク、クロスバイクのどちらを選ぶか検討するといいでしょう。
使えば使うほどチェーンやタイヤが汚れてしまいメンテナンス頻度が上がります。
どちらでも構いませんが、使用頻度が高くなるならクロスバイクの方が汚れていてもダサいと思われにくいです。
しかしロードバイクで使用頻度が低いと乗る際に空気圧のチェックは必ず行う必要があります。
選び方からケースを当てはめていく
3つの選び方からあなたのケースを当てはめていく事でクロスバイクかロードバイクかを後悔せずに選ぶことが出来ます。
イメージ、想像、概念で選ぶのはNG
選び方の中に例外もあります。
例えば休日のサイクリングに使いたいけど、ロードバイクだとガチっぽいからクロスバイクを購入しようか悩んでるケースです。
気持ち的にロードバイクのサイクルジャージ等はダサいと感じていて、クロスバイクの購入を検討してる場合、ロードバイクを買った方が良いです。
イメージ、想像や概念で選ぶと絶対後悔します。
ロードバイクのガチさが嫌だから速いクロスバイクはないのかな?と考えても、クロスバイク界隈では速いだけで絶対ロードバイクには敵いませんしクロスバイク並の乗り心地のロードバイクはないのか?と調べてもクロスバイクのように楽な姿勢で乗れるロードバイクはありません。
どっちにも得意不得意があり概念でこれはダサい、遅い、乗り心地が悪いと考えて選ぶのはNGです。
クロスバイクが欲しい=なぜ欲しいのか?を考えることが大事です。イメージで躊躇しないようにしましょう。
目的の中心から照らし合わせる
例えば通勤が中心とすると
コンビニの足<<<<通勤>>>>ポタリングとある程度の活用範囲があると思います。
人によってはコンビニの足<< 通勤>>>休日のサイクリングもあるでしょううう。
このロードバイク、クロスバイクを買う理由の中心に位置するものからどれぐらいの範囲で乗るかどうか?を照らし合わせる事でクロスバイクが合っているか、ロードバイクがいいかを当てはめることができます。
ちなみに右に行けばいくほどロードバイク、左に行けばいくほどクロスバイクの方が適しているでしょう。(右=サイクリングやロングライド、左=足や通勤、ポタリングの軽いライド)
どれぐらいの費用をかけるのか?
言ってしまえばカスタマイズで、基本的に
- ロードバイクのカスタマイズ=素材にこだわる系が多いので高額になりやすい
- クロスバイクのカスタマイズ=ハンドル等スタイルを変えて根本的にかえる系が多いので少額になりやすい
です。
ここからどれぐらい費用をかけるのか?でもロードバイクかクロスバイクを選択するのもいいでしょう。
というのもロードバイク自体、105以上を購入するとカスタマイズをする機会が少なく弄る部分がないとも言われています。(アルテグラやデュラにアップデートするくらい)
クロスバイクは元々完璧なものはなく、コンポもアルタスやアリビオでアップグレードしやすい価格にもなっています。
自分自身がそのまま乗るかカスタマイズ好きなのか、も選ぶ基準としてみてもいいでしょう。(ただしロードバイクはクロスバイクになれないしクロスバイクはロードバイクになれないのでクロスバイクにロードのスピードを求めるようならロードバイクを購入した方がいい)
選ぶときの注意点
ロードバイクおよびクロスバイクに共通する注意点があります。
ここを間違えるとロードバイクが欲しくてロードバイクを購入しても「しっくりこない…..」となるので気をつけましょう。
サイズ
自転車といえどスポーツバイクになればサイズがあります。
大きく分けてXS.S.M.L.LLがどこのメーカーでも区切ってあると思います。
このサイズは身長ちょうどで合わさなくてもいいです。
しかし、大きいサイズを買ってしまうとハンドルが遠くなったりサイズが大きくなればなるほどフレームが占める割合が大きくので重量が重くなります。
困った時は一つ小さいサイズを検討するようにしましょう。
小さいサイズは基本ハンドルとフレームをつなぐステムで長さを調整しているので購入後合わなかった長いステムを購入して合わせることができます。
またフレームが全体的に小さめになるため重量も大きいサイズより軽くなります。
例えば165cm-175cmのサイズがあってあなたの身長が165cmでちょうどいいサイズになっても一つ下の155cm-165cmの方が後から調整がきくので購入する時は注意しましょう。
タイヤサイズ
ロードバイク=23-25C、クロスバイク=28-32Cが主流です。
しかしメーカーによってはロードバイクでも28Cまで履けるモデルもありますしクロスバイクでも35Cまで履けるモデルもあります。
メーカーによってフレーム設計が非常に違うのでロードもクロスバイクを購入する時に対応できる最大のタイヤサイズ幅を確認しておきましょう。
クロスバイクで35Cが履けるならなんちゃってマウンテンバイクにできますしロードバイクで28Cが履けるならクロスバイクと同じタイヤが履けます。
ロードバイクを選ぶ可能性がある人
ロードバイクを選ぶ可能性がある人は
- ロングライドをする予定がある
- レースに出るかもしれない
- 基本サイクリング
- 通勤に使うけど片道15km以上
となります。
クロスバイクでもロングライドはできますがロードバイクの100キロとクロスバイクの100キロで30分以上時間と疲れ方が全く違います。
ここから上記の選び方、ケースを照らし合わせて該当するならロードバイクを選ぶといいでしょう。
クロスバイクを選ぶ可能性がある人
クロスバイクを選ぶ可能性がある人は
- 低予算でカスタマイズを楽しみたい
- 基本ポタリングor通勤
- ロードバイクほどスピードを求めない
- 通勤に使うけど片道15キロ以内
となります。ロードバイクでも5万円台のロードバイクを購入して低予算でカスタマイズを楽しむことができますがフレーム素材で言えばクロスバイクの方がその値段帯でも頑丈に作られていたり、10万台のロードバイクと同じ素材を使われている場合があります。
僕はロードバイクを始めようとして予算的にクロスバイクを購入しましたが、結果的にロードバイクが欲しくなったのでロードバイクを始めようとしている人はロードバイクを買うべきでしょう。
ちなみにクロスバイクの方が未舗装路でも割と安心して走れます。