自転車に乗れない大人は結構いる!!乗れない原因と対策法、乗れない事は恥ずかしい事ではない

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子供のうちに親から学び、乗れるようになる自転車。免許もないため親の我流の教え方がそのまま反映されるマニュアルがほとんどない世界。

しかし大人になってから乗れなくなった人もいれば、元々自転車に乗れない大人は結構います。

 

乗れなくなる、乗れない原因はどこにあるのか、乗れるようになるには?をお伝えします。乗れない事自体は恥ずかしい事ではないので無理に乗ろうとしなくてもいいでしょう。

目次

大人が自転車に乗れない原因

 

大人が自転車に乗れない原因は単純に運動神経が悪い、乗り方がわからない、といった根本的に自分にセンスがない事に通じる事ではありません。

乗れない原因には先入観からくるものがあると思います。

 

“怖い”から乗ることができない

  • こけたらどうしよう
  • 事故を起こしたらどうしよう
  • 電柱とか細い道を走るのが怖い

といったように、”怖い”という先入観から自転車に乗れない、乗れなくなった原因です。

 

実際に事故やこけたりしたら非常に痛い思いをしますし怖いという心理が自然と思い込むようにもなりますよ。

僕は高校生の時に逆走で突っ込んできたおじいさんと接触してこけたことがありますが、こける時ってヒヤッとするんですよね。ハンドルが体に刺さるような形で当たったらめちゃくちゃ痛いですし、それを回避する為に擦り傷上等でアスファルトにぶつからないといけません。

 

自然と怖い!という先入観を持ってしまう事も仕方ないでしょう。

それが別に自転車を使わなくても買い出しや移動ができる距離に住んでいれば余計に乗れなくなります。

スピードによる”怖い”も

自転車のスピードでも対応できない人はいくらでもいます。

それは視野が狭くなる現象からスピードを上げる=確認不足になりがちだから怖くなるが原因となります。

 

よく自動車で周りを見えていない人っていますよね?あれはスピードについていけていない、スピードに対して視野が狭い事から周りが見えずに急に右左折するわけですが、自転車でも同じ現象に陥ります。

ただ自転車なら自分でペダルで漕いでスピードを調整できますが、自動車はタチが悪いですよね。

 

スピード=視野が狭くなって怖い、は仕方ないと思います。僕がクロスバイクで時速45km超えた辺りからスピード感についていけない、いきなり何かトラブルがあったらどうしよう?ということから「怖」って思う事もありますし。(それから一回もスピード狂に走らなくなった)

直進はできるけど、カーブが無理で乗れなくなった

自転車自体は乗れる!けど直進だけでカーブが怖い、カーブ中に誰かいたらどうしよう?フラフラするって理由が乗れなくなる原因となります。

これはカープの進み方が体でわかっていない、タイヤを信頼していない事も挙げられます。

原付を乗っている人で稀にカーブがすごい慎重な人がいませんか?あれはカーブが体に慣れていない、わからないといった理由から慎重になっています。

 

とはいえ、カーブが怖い、慣れなくて乗れなくなるとしばらく乗らなくなる為自転車に乗れない大人に仲間入りです。

まあカーブが無理で乗れなくなるのは合理的、今の日本は高齢者社会、カーブで高齢者が逆走する人もいればマナーの悪いロードバイク乗りがカーブで追い越すアホもいるので、乗らないに越したことはないですね。

ハンドルが違えばカーブを曲がれる人も

ママチャリのアップハンドルだとカーブが曲がれないけど、ストレートハンドルなら曲がれるよ!って人もいます。

これは単純にアップハンドルのコーナーの安定性の無さ、体幹を使わない乗車姿勢より強制的に安定性を腕に委ねているストレートハンドルの方が体幹を少し使う事が挙げられます。

 

この反対でアップハンドルは曲がれるけど、ストレートハンドルが無理、という人もいます。

僕もクロスバイクを乗っていますが、一度ママチャリのアップハンドルを乗ったときフラフラしていました。人によってハンドルのタイプで向き不向きもあると思います。

多分体幹(ハンドルで曲がる、ではなく体で左右に荷重をかけて)を使ってカーブを曲がっているかどうか?の差だと思います。

大人になってわかる”恥ずかしさ”とか気持ちから

大人になってから乗れない人、子供から乗れない人が大人になって乗れなくなった時に

  • わざわざ転んでまで練習したくない
  • こけたら恥ずかしいから乗らない

という世間の目が気になる事も乗れなくなる原因となります。

自転車に乗らない期間が延びると、体は自転車に乗っていた時の感性を忘れてしまい乗れなくなってしまいます。

 

僕がクロスバイクを購入する時に試乗させてもらった時、数年ぶりの自転車の乗車に「いやこれどうやって乗るの?俺の足固すぎ乗れねー」ってなりました。

運動不足と自転車って地味に関係がある、と考えさせられました。例えば乗車が楽なママチャリでも運動不足から足のとっさの動きが出来ない事も多く、こけたりしてしまいます。

自転車に乗れない大人が乗れるようになるには?

自転車に乗れない大人が無事に乗れるようになるにはそれなりの練習が必要としますが、まずは無理せず簡単な所から始めて”体を慣らす”事がポイントになります。

 

いきなり自転車に乗って「進め!進め!」みたいな子供の時に親から習ったスパルタスタイルにしなくても乗れるようになります。

ペダルを漕ぐ、ではなく足で進むことから練習する

足が地面に着くまでサドルを下にして自転車にまたがって、ペダルを漕いで進むことを練習するのではなく足で地面を蹴って進むことから練習することから始めるべきです。

 

まずは乗れている、バランスを取る練習から始める事で自転車に対する潜在意識である”怖い“を取り除いてあげる事がポイントです。

自転車に乗れない人がいきなりペダルに乗ろうとするからバランスを無意識に足で取ろうとしまい苦手意識が働くのであって、足を乗せず蹴った後足をプラーとしたままハンドルとサドルでバランスを取れるように練習すれば乗れるようになるでしょう。

 

そこから片足だけペダルを回してみたりして慣れさせていきましょう。

ブレーキの構造を理解する

ブレーキは右手が前、左手が後ろにブレーキがかかります。大雑把にいえば茶碗、どんぶりをもつ安定性があるのが左手お箸のように細かく食材を配膳する、調整するのが右手と覚えましょう。

とすると安定性のある方からブレーキをかけるべきですよね?なので左手のブレーキから先にかける事を覚えておきましょう。

 

しかしこれはママチャリやシティーサイクルといった”車重”の大きい自転車だけの話です。クロスバイクやロードバイクといった制動力の高い自転車が左手からブレーキをかけると最悪スリップします。

とはいえ自転車を乗れない人が乗るであろう自転車はママチャリだと思うので、左手のブレーキを先にかけて大雑把に減速、細かい減速および後から右手のブレーキをかける事を覚えておきましょう。

 

これはママチャリ=前ブレーキに信頼性があまりない事も関連していて、メンテナンスされていないママチャリの多くは前のブレーキが一切効きません。

咄嗟の反応に前のブレーキは弱いんですね。なので後ろブレーキ→前ブレーキという順でかけられるように理解しましょう。

バランスを覚えたら足をペダルに

足で蹴ってバランスを取り乗れるようになってきたら、ペダルに足を置いて直線を走れるように練習しましょう。

感覚を理解するのが早い人なら乗れるかもしれません。

 

直線が慣れたら何か物を置いて、その周りを回る練習をして曲がる感覚を練習しましょう。

誰もいない所とかで練習するといいですよ。置く物は石でもペットボトルでもいいので曲がる、回る練習をしてみましょう。

まとめ

乗れるようになるには

  • まずは足で地面を蹴って自転車のバランス、恐怖心を取り除く
  • ブレーキは左手が後ろ、右手が前で、先に左手の後ろからかけてじんわり右手で調整する

を体に覚えさせる事から始めましょう。

乗れない事は恥ずかしい事ではありませんが、仮に環境の変化で自転車が必要になった場合乗れるに越した事はないので練習してみるのもいいでしょう。

 

しかし事故、怪我のないように安全が第一です。無理のないように自分のペースで乗れる練習をする事を検討してみてはどうでしょうか。

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