ロードバイクをコスパで選ぶならクラリスがついた完成車が良いのか?

  • 2018年8月11日
  • 2019年5月23日
  • 自転車

ロードバイクを購入する時の選び方に必ずといっていいほどチェックする『コンポーネント』。

ロードバイクならクラリス~最上級のデュラエースまで6種類のコンポーネントが販売、搭載されています。

 

その中でロード用コンポーネントのクラリスが搭載されているロードバイクが、実はコスパの高いロードバイクと言う事が出来ます。

なぜクラリスがついたロードバイク完成車がコスパが高いのか?見ていきましょう。

 

 



クラリス搭載のロードバイク=コスパ高い!?

 

クラリスのグレードというとロードバイク乗りの中では『ロードバイクではない』『安物』なんて言う人もいます。

しかし、クラリスはコスパが最強のコンポーネントであり、ロードバイク初心者から玄人まで楽しめる『幅広い層が使用している』実用性のあるコンポーネントです。

 

ではコスパが高いとされる部分はどこにあるのでしょうか?

 

ロードバイクの値段を安く出来る

 

販売するロードバイクの値段を安くプライスして販売する事が出来ます。

例えば10万円以下のロードバイクや、フレームに力を入れているメーカーのロードバイクでも15万円以下でもクラリスを採用している場合があります。

 

フレームにこだわり、安く抑えたいメーカーも多いと思います。そこでクラリスを装備する事で安く販売出来ます。

 

始めてロードバイクを購入する方、セカンドバイクとしてクラリス搭載の完成車を購入する方、フレームにこだわりたいけどお金がない人と幅広い購入層に恵まれたコンポーネントです。

 

コンポーネント=消耗品

 

いくら高いグレードのコンポーネントを装備したとしても、走行距離が延びればおのずと交換時期が訪れてしまいます。

フレームは消耗品ではないが、コンポーネントは消耗品です。交換するとなるとそれなりに費用がかかりますし、交換する時自転車屋に頼むのか自分で交換するのかでもまた費用のかかり方も違います。

 

例えばシマノのコンポーネントに105というのがあります。デュラエース、アルテグラの次のグレードに位置するコンポーネントです。

105を装備したロードバイクを購入、交換時期がきたとしてフルで交換しようとすると105のフルセットで約6万円かかってしまいます。

 

それに対しクラリス、フルセットで約2万5千円ほど。安くフルセットが購入出来ます。

上級グレードになれば寿命も変わると思います。しかし、交換する時期が来るのはコンポーネント共通です。

 

8速の汎用性

 

クラリスはフロント2枚、リア8枚の16段変速であり、8速のコンポーネントです。

 

8速のコンポーネント=8速のチェーンが使われていて、チェーン自体の寿命は8速>9速>10速と変速が多くなればなるほど寿命が短くなると言われています。

 

というのも変速数によってチェーンの厚みや溝の深みが全く違い、例えば8速チェーンで10速のコンポーネントに取り付けたらシフトチェンジが出来なかったりギクシャクしたり、逆に10速チェーンで8速のコンポーネントを装備するとチェーン落ちしてしまったりします。

 

また変速が多くなればなるほどギア感の移動が多くなり摩耗しやすくなると言われています。

 

チェーンの寿命は平均5000km(10速チェーン)と言われていますが、9速チェーン=6000km、8速は8000kmまで使用できるとも言われていて、高寿命を実現しているようです。

 

また8速チェーンは共有チェーンの部類に入り、8=6.7.8速対応チェーンが使われています。

6速はシティーサイクル系の自転車やシティーサイクル向けのクロスバイクに使われているチェーンです。

 

という事は”どの自転車屋にも6.7.8速対応チェーンが販売されている”事にもつながります。交換時期がきても在庫に困る事が少ないという事です。

 

10速以上だと通販や在庫待ちになりやすく(そもそも一般的な自転車屋が販売回転率の悪い高額なロードバイクを販売していない事が多い)交換時期でも交換する事が難しい、用意しておかなければなりません。

 

8速チェーンの販売規模が大きい+寿命の長さを踏まえクラリスというグレードはコスパが高いと言えます。

 



コスパが高いがダメな部分もある

 

8速チェーンの販売規模、リーズナブルなロードバイクとして販売される、消耗品として考えた上での交換費用等、クラリスならではの『使い勝手』がコスパが高いと評価してきました。

 

が、そんなクラリスでもここはダメ!!という部分があります。それを紹介しましょう。

 

ブレーキに不安要素

 

ロードバイク用のコンポーネントのブレーキは『効かない』なんて言われてます。

というのもロードバイクはかなりのスピードが出ます。その中でブレーキが効かないと感じる方が多いと考えられます。

 

しかし、クラリスのブレーキは本当に利きません。例で言えばテクトロのVブレーキを装備したクロスバイクみたいに、坂道で『結構ガッツリブレーキ引いてるけど止まるのこれ?』といったふにゃっと感がクラリスにもあります。

 

ここはさすがに105以上、欲を出せばアルテグラグレードのブレーキに交換するのがベスト。スピードは乗り手で変えられるがブレーキは乗り手で変えられませんから。

 

コンポーネントの耐久性

 

クラリスはコンポーネントのフルセットが安く、交換時期がきても安く済ませることができる、と言いましたが、基本的にロードバイクのコンポーネントは”グレードが上がれば上がるほど耐久性が上がる”傾向にあります。

 

例えばデュラエースの交換時期が30000kmだと考えて、クラリスは10000kmで交換になる、なんて事になります。

高くなればなるほどカーボンや良い素材を使われ、安いグレードは鉄や樹脂なども使われることもあり耐久性に差が生まれてしまう事になるのでしょう。

 

コンポーネントの重量

 

これも耐久性と同じく、高くなればなるほど軽く剛性もある素材を使われるようになるので必然的にスピードが出せる様なロードバイクが出来上がります。

 

しかしクラリスの重量は重く、特にクランクなどの大きいパーツの重量が大きく変わります。

クラリス搭載のロードバイクが基本9.9kg前後なのに対し、105搭載車はクロモリでも9.6以下の物が多いのです。

上級グレードのコンポーネントは数十グラムの差でも結果的に軽いロードバイクになります。

 

足の負担

 

変速が少ない=スムーズに走行するギアの選択幅が狭くなる事になります。

人によっては8速でも満足、体に合うギアに巡り合う事もありますが、基本はギアが合わずスプロケットの丁数を変える人の方が多いと思います。

 

上級グレードになると11速(105以上11速、ティアグラ10速)になり、ギアの選択幅が広がりスムーズな走行を続けられるギアで走り続ける事が出来ます。

 

クラリスで9速、10速にしようとするとフルセットで交換になるので、足の負担を考えるなら初めから10速以上のコンポーネントのロードバイクが理想的だと思います。

 



まとめ

 

良い面は値段、チェーンの汎用性と耐久性、フルセット交換の費用等値段面を挙げましたがダメな部分は使用していく上での不満が出るポイントだと思います。

 

ダメな部分が目立つと思うが、それでもコスパが高く仮にクラリスからティアグラグレードにフルセット交換するとなると、フルセットの値段差があまりないのでアップグレードはしやすいと思います。(アルテグラから急に値段があがる)

クラリス搭載は5万円台のリーズナブルな価格から10万円以下のフレームに力が入ったモデルまであるので参考にしてみてください。

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